2001年10月26日号

温かく、支えています
介護保険
介護保険制度についてのお問い合わせは、介護保険課へどうぞ。　TEL(866)2407

申請も利用も簡単、便利です。
　安心できる高齢社会をめざし、お年寄りの生活を支えてくれる便利な介護保険制度。その制度や申請の仕方などについて、もう一度おさらいをしてみましょう。

介護保険サービスは利用者の希望を尊重します
　介護を社会全体で支え、利用するかたの希望を尊重したサービスを安心して受けられるのが「介護保険制度」です。
　介護保険のサービスを受けることができるのは、六十五歳以上(第一号被保険者)のかたの場合、寝たきりや痴呆などで常に介護を必要とする状態、または、日常生活に支援が必要な状態にあるかたです。
　また、四十〜六十四歳(第二号被保険者)のかたについては、老化が原因とされる特定疾病(初老期痴呆や脳血管疾患など)で、介護や支援が必要になったかたがサービスを受けることができます

。

申請は無料で代行！
サービスは認定前でも利用可
介護サービスを受けたい人が自分で申請できない場合には、ご家族が申請をしたり、居宅介護支援事業者や介護保険施設に無料で申請を代行してもらうことができます。
　申請を代行してくれる居宅介護支援事業所や介護保険施設については、介護保険課へお問い合わせください。
　申請は、介護保険課、土崎支所、新屋支所、市内十三か所の地域センターで、平日に受け付けています。申請書は介護保険課、土崎支所、新屋支所、各地域センターのほか、在宅介護支援センターや社会福祉協議会などでさしあげます。
　市では申請を受けると訪問調査を行い、その結果と主治医の意見書をもとに介護保険認定審査会で審査・判定し、一か月以内に介護度の認定が決まります。　
　なお、サービスは、緊急の場合は認定前でも利用できるので安心です。

介護サービスの利用者負担金は一割です

　利用者の負担は、かかった費用の一割です(施設入所の場合は、食事などの利用者負担額もあり)。なお、利用者負担には上限が設定されていて、同一世帯の利用者負担の合計が上限を超えた場合は、高額介護サービス費として支給されます。

指定の社会福祉法人で
自己負担額などを軽減
　介護サービスを利用しているかたで市民税非課税の老齢福祉年金受給者などのかたは、社会福祉法人でサービスを受ける際、1割の利用者負担額などが通常の半額になる制度があります。
　減額された分は、市と社会福祉法人が負担することになります。市では、各社会福祉法人に対し、この制度を活用して低所得者の負担を軽くすることをお願いしています。詳しくは各社会福祉法人か介護保険課へお問い合わせください。

対象となるかた
・市民税非課税の老齢福祉年金受給者(生活保護は除く)
・介護保険料が第2段階で境界層(※)該当のかた

対象となるサービス

区分　

サービスの種類

内　　　　容
在宅 ホームヘルパー 利用者負担額
デイサービス 利用者負担額、食事材料費、日常生活費
ショートスティ
〃
施設 特別養護老人ホーム入所 利用者負担額、食事代、日常生活費


介護保険料を滞納しているかた
サービス利用料金が
全額一時立て替え払いに
　11月から、介護保険料を1年以上滞納しているかたには、介護サービスを利用した際、その利用料の全額を一時立て替え払いしていただくことになります。
　通常の場合、介護サービスを受けたときは、利用者負担の1割の額を支払うだけで済みますが、介護保険料を滞納しているかたは、一度全額を立て替え払いしていただくことになります。その後の申請により9割は返還されます。社会全体で支えていくこの制度を、今後も健全に維持していくための措置です。
　昨年度に滞納があるかたには催告書を発送しましたので、納め忘れのないようにご注意ください。

災害などの理由で納付が困難なかたに
保険料の減免措置があります
　災害などの理由により著しく損害を受け保険料の減免を希望されるかたは、毎月19日までに、介護保険課へ申請してください。
　なお、減免などのご相談も受け付けています。


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