昭和35年、市内の小学校での授業風景。 残念ながらどこの学校かわかりませんが、教室のにぎやかな声が聞こえてきそうです。 下級生が上級生の教室に訪れたところでしょうか。 二人用の木製の机、学生服の児童、腕に腕章をつけた日直さん…。 記憶に残る懐かしい光景を思い出すかたも多いことでしょう。当時は子どもの数が多く、1クラス40人以上があたりまえでした。 「クラスで問題があると子どもたちは自分たちで話し合い解決していたようです。 リーダーがちゃんといて強い子も弱い子も守っている。いじめや不登校なんて…」 このころ教壇に立っていた伊藤ハル先生(新屋栗田町・71歳)のお話です。