2002年4月26日号

わくわくサタデー
もうひとつの土曜日
52日の過ごし方

 小・中学校、高校、養護学校などで毎週土曜日が休みになる「完全学校週五日制」がスタートしました。
 土・日の二日間をどのように過ごすかは子どもたちの自由。でも、何もしないで二日間が終わってしまったら、もったいないと思いませんか?
 各地域や学校などでも、子どもたちに楽しい時間を過ごしてもらおう、こんな体験をしてもらおうと、休みの日にさまざまな活動が始まっています。このコーナーではそんな活動をご紹介していきます。次のお休みは何しようかな。ちょっと考えてみませんか。

小学校の体育館開放

 四月十三日(土)午前九時、飯島小学校の体育館入口にたくさんの小学生が入っていきました。この日は午前九時から十一時まで、子どもたちに楽しく体を動かしてもらおうと、体育の先生四人がニュースポーツやレクリエーションなどの準備をして待っていました。
 集まった子どもたちは、小学校一年生から六年生まで約百人。準備運動で体をほぐしてから、チーム対抗のゲームです。生まれた月でチームを分け、リレーやソフトバレーで盛り上がりました。
 十分体が温まったら、今度は低学年と高学年に分かれて、さらにソフトバレーで大ハッスル。その後の三十分間はなわとび、バスケットボールなどで自由に遊んで楽しみました。
 この日のレクリエーションを計画したのは、市内の体育の先生たちで組織した秋田市体育研究会のメンバーです。研究会では、子どもたちが遊び方や運動の楽しみ方を覚え、休日を主体的に過ごせるようになってほしいと、この活動を始めました。
「遊ぶ場所とちょっとの手助けがあれば、子どもたちは楽しく過ごせます。地域も家庭も学校もみんなで子どもを育てていきたいですね」と会長の加藤邦彦先生(旭川小)。このような活動に地域の人たちも加わってくれることを期待しています。

いろいろなスポーツを楽しんで、すっかり仲良しに。みんな笑顔です。



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