2002年7月26日号

まつり魂が夜空をこがす
竿燈まつり

総数一万個の提灯が揺らめく竿燈まつり。真夏の夜空を光の稲穂で埋め尽くす。まさに夏の夜空から降りた天の川。一本五十キロの竿燈を平手、額、肩、腰へと軽々と移し変えていく様は、観衆を幻想と感動の世界へと引き込みます。

夜本番(竿燈大通り)8月3日(土)→6日(火)

●竿燈の問い合わせ 商業観光課TEL(866)2112

夜のタイムスケジュール

午後6時30分
交通規制開始
6時35分
観覧席入場
*5日と6日は午後6時45分から民謡手踊りがあります。
7時00分
竿燈入場
(5日と6日は7時10分から)
竿燈がすべて定位置についたら
5分間ほどその場でお囃子があります。
7時20分
佐竹市長あいさつ
(5日と6日は7時30分から)
7時30分
竿燈演技開始(移動は1回)
(5日と6日は7時40分から)
8時40分
ふれあいの時間
観客が竿燈に触れたり、チャレンジできます。
8時50分
竿燈退場
9時30分
交通規制解除

●竿燈期間中の開館延長
 佐竹史料館と赤れんが郷土館は午後7時まで開館時間を延長します。

光の稲穂よ、天まで届け

 竿燈まつりは、江戸時代、真夏の病魔や邪気を払う「ねぶり流し」の行事と五穀豊穣の願いを込めて始められたとされます。
 竿燈(大若)を手のひら、額、肩、腰などに乗せてバランスをとる差し手の妙技は今も昔も見る者を魅了します。「力四分に技六分。上げるまで三年、極めるには一生かかる」とまでもいわれる竿燈の奥義。
 一本の竿燈にみんなの願いを込めて、天へ、天へとさしだします。

祭気質の血がさわぐ年に一度の晴れ舞台
秋田市竿燈会 堀祐一会長

 この時期になると、毎年ながら体が熱くなってきます。練習は一か月くらい前からですが、みんな年中、竿燈のことを念頭に置いて、まつりを盛り上げる準備をしています。人の知らないところでいろんなことを手がけているかたがたが、とても重要な存在です。
 今年は二百二十八本の竿燈が上げられます。秋田の夜空に舞う光の稲穂をじっくりとご覧ください。

竿燈祭り会場案内図


●バスの迂回運行 竿燈期間中の交通規制により、竿燈まつり会場(二丁目橋〜竿燈大通り〜山王大通り県庁西交差点)と、昼竿燈会場(通町橋〜せきや商店前)を通過する路線バスは時間帯により迂回運行となります。
交通管理課 TEL(862)3892
(株)秋田中央交通 TEL(823)4413(823)4413

あきた特産市 軽食や飲食などに!

●第1会場(市役所前)午後2時〜午後9時30分
●第2会場(旧産業会館跡地)正午〜午後9時30分
●問い合わせ 秋田観光コンベンション協会 TEL(824)8686


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