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2002年8月9日号 |
市長ほっとコラム |
輝く夏、若者たちにエールを |
![]() 市長●佐竹敬久 |
今年も竿燈まつりが終わり、間もなくお盆を迎えますが、市民の皆様には残暑お見舞い申し上げます。 |
さて甲子園といえば、上手下手は別にして、子供の頃から草野球で鍛えられ、大半がグローブを手にしたことのある我々の年代層では、アルプススタンドに響き渡るお馴染みのテーマソングに合わせ入場行進する高校球児の姿に、過ぎ去りし高校時代を重ね合わせ、ほのかな感傷に浸りながら胸を熱くし、言いようもない高揚感に包まれるかたも多いのではないかと思います。 また、夏休みの一日、女房には粗大ゴミと邪魔にされながらも、昼から冷えたビールと枝豆を傍らに居間に寝そべりテレビ観戦するのは格別なもので、身に覚えのあるかたが多いはずです。 |
![]() 甲子園を前に、練習をかさねる秋商ナイン |
― たくましい秋田の若者たち ― ともすれば、「今の若者たちは」と、若者の生き方が批判されることが多いのですが、我々もまた若い時分には、その時代の大人に眉をひそめられるような事をしでかしましたし、そんなに模範人間はいなかったような気がします。 いつの時代でも、大人と若者の間には時代のギャップがあり、それが時代が進んでいる証しでもあります。 若者に対しては、あまり難しいことは言わずに、少しくらいのことは大目に見てやりたいものです。 まぶしい夏の太陽の下で汗まみれになりながらスポーツに打ち込む若者、赤銅色の肌を誇らしげに露出し海や山で夏休みを楽しむ多くのたくましい秋田の若者たちに、市民の皆様から大いにエールをおくっていただきたいものです。 |
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