2002年12月27日号

さよなら秋田大橋
たくさんの思い出とともに…

放送番組の詳しい日程は、広報課へどうぞ TEL(866)2034

 約七十年間、私たちの生活を支えてきた秋田大橋。たくさんの人の思い出やドラマも見守ってきました。
 福島愛子さん(新屋元町)は、亡き夫との思い出を、秋田大橋の作文・随筆コンクールに投稿。その一文が、新屋側の橋のたもとにある詩碑に刻まれています。
 「秋田大橋は、渡ったその時の気持ちをよみがえらせてくれる橋。結婚して夫の家に入るため、初めて渡った時のドキドキした感じ、夫を亡くし『これからどうしよう』と思いながら渡った時の悲しさなど、今でもよく覚えています」と福島さん。
 惜しまれつつ、新しい橋にその役目をバトンタッチしましたが、大橋がつないだ心の架け橋は、これからもずっと残り続けることでしょう。 

11月30日に行われた渡り納め


詩碑の前に立つ福島愛子さん



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