2003年1月6日号

到達点は、全県域の発展と
市民一人ひとりの〃しあわせ実感〃


あえて、いまここで
〃秋田市一人勝ち構想〃

 昨年末、本市周辺の町において、市町村合併に向けた具体的な動きがありました。私は、この動向を秋田市と周辺町村ともどものさらなる発展に向けた好機ととらえ、前向きに対応してまいりたいと考えております。
 また、建都四百年はいよいよ来年です。「歴史を想い、今日を祝い、未来へ遺す」を理念に、新たな出発を期するものです。
 一方、デフレ経済や少子長寿社会にあって、今、時代は大きな転換点に立ち、また、秋田市は新たな変革期を迎えています。
 このような状況の中で、私はあえて「秋田市一人勝ち構想」を唱えようとしています。
 意図するところは、県内他都市の勢いを減じさせようとするものではありません。高次集積都市などの実現をとおして、これまで隣県に流出していた経済資源や文化資源を呼び込み、県内循環の拡大をはかるとともに、県外からの新規流入も誘引するなど、秋田市が県内各都市を牽引しようとする壮大な計画です。
 さらには、国内はもとより環日本海、そして遠くアジアに向けて大きく羽ばたこうとするものであり、市政運営にあたる意気込みを示すものでもあることをご理解願いたいと思います。
 そして、その到達点にあるものは、全県域の発展であり、秋田市民一人ひとりの「しあわせ実感」であると信じています。


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