2003年2月28日号

秋田市の老人医療費は275億円

上手な受診で医療費を有効に


 秋田市の65歳以上の人口は6万2百6人(平成14年10月現在)で、全体の18・9 を占め、その比率は年々高まっています。
 おもに70歳以上のかたが受給している老人保健制度で、秋田市ではどのくらいの医療費が使われているかをみてみました。
●問い合わせ 障害福祉課老人福祉医療担当
電話(866)2093
ファクス(863)6362

 70歳以上のかたや一定の障害のある65歳以上のかたを対象とした、平成13年度の老人保健医療費は2百75億円でした。
 お年寄りがお医者さんにかかる医療費は、平成12年度から減少の傾向にありますが(グラフ1)、これは、介護保険制度の利用や、平成13年1月から医療費の一部負担金が一割負担(上限あり)に引き上げられたことなどによるものです。

医療費を有効に使いましょう

 老人保健医療費は、各種健康保険からの拠出金(支払基金)や国、県、市の負担金などでまかなわれています(グラフ2)。
 一人ひとりが、病気の予防や健康づくりに取り組み、医療費を有効に使うため、次の項目について心がけましょう。
●病気の早期発見と早期治療を心がけましょう
●同じ病気でいくつものお医者さんにかかるのはやめましょう
●お医者さんを信頼し、指示をよく守りましょう
●薬は、お医者さんの指示どおり正しく服用しましょう

老人保健制度 対象が75歳以上に

 昨年10月に、老人保健制度の対象年齢が75歳以上(一定の障害がある場合は、今までどおり65歳以上)に引き上げられました。
■平成14年9月30日現在、70歳以上だったかた
 引き続き老人保健制度でお医者さんにかかることができます。「老人保健法医療受給者証」と現在加入している健康保険証をお使いください。
■平成14年10月1日以降、70歳になられたかた、またはこれから70歳になられるかた
 74歳までは加入している医療保険で、「前期高齢者」として、老人保健制度と同様にお医者さんにかかることができます。
 国民健康保険加入者で「前期高齢者」の対象となるかたには、国民健康保険証とは別に「国民健康保険高齢受給者証」を交付しています。お医者さんにかかる際は、あわせてお使いください。国民健康保険については国保年金課賦課担当へ。TEL(866)2099


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