2003年7月25日号

秋田市・河辺町・雄和町
法定合併協議会を設置


 七月七日、秋田市・河辺町・雄和町は、合併に向けての正式な協議の場となる法定の合併協議会を設置しました。七月十日には第一回の協議会が開かれ、協議会の各種規程や予算、合併に関する基本的な事項などが決められました。
 法定の合併協議会が設置されたことで、いよいよ合併に向けた具体的な話し合いが始まります。
秋田市合併推進局
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合併に向けて具体的な話し合いを始めます

 秋田市、河辺町、雄和町の一市二町は、二月十三日に任意の合併協議会を設立し、これまで三回の協議会で合併にあたっての課題整理や、法定の合併協議会設置に向けた準備を行ってきました。
 その結果、七月三日に、佐竹市長、河辺町の大山町長、雄和町の伊藤町長が秋田市役所で話し合いを行い、地方自治法などに基づく法定の秋田市・河辺町・雄和町合併協議会を設置することで合意しました。これは、六月に開かれた一市二町の議会で、この合併協議会の設置に関する議案が可決されたことを受けたもので、七月七日には、法定合併協議会を設置したことと協議会規約の告示を行い、正式に法定の合併協議会が設置されました。
 法定の合併協議会とは、地方自治法および市町村の合併の特例に関する法律(合併特例法)に基づき設置される協議会(話し合いの場)で、関係市町村の長や職員、議会の議員、学識経験者で構成されます。ここでは、合併に関するあらゆる事項の協議が行われます。
 協議は原則公開で、合併後のまちづくり計画や合併の方式、新市の名称、合併の期日といった基本的な事項をはじめ、市町ごとに異なる、税や使用料・手数料、福祉サービスといった、さまざまな行政制度を調整するため、具体的な話し合いが行われます。

第一回法定合併協議会を開催しました

 七月十日、秋田市内のホテルで第一回秋田市・河辺町・雄和町合併協議会(法定)が開かれました。
 開会にあたって佐竹市長があいさつに立ち、「調整に時間を要する項目もあるかもしれないが、お互いの立場を尊重しながら誠意を持って協議を重ねることで、必ずや解決方策が見いだせると考えている。合併推進にあたっては、河辺町と雄和町が秋田市にくっつくという考え方ではなく、ともに新しい都市を作りあげるという発想でのぞみたい」と述べました。
 この後、協議会の事業計画や予算案が承認され、任意合併協議会の中で合意を得ていた、次の基本的な合併協定項目の内容が正式に決定されました。

■合併の方式

河辺町および雄和町を廃止し、その区域を秋田市へ編入する。

■合併後の市の名称

合併後の市の名称は、「秋田市」とする。

■合併後の市の事務所の位置

合併後の市の事務所の位置は、「秋田市山王一丁目一番一号」(現在の秋田市役所の位置)とする。

■合併協議会メンバー

 秋田市・河辺町・雄和町合併協議会は、一市二町の三役と議会議長、議会議員、学識経験者の29人で構成されます。協議会の会議はだれでも傍聴できます。


■秋田県内の法定合併協議会設置状況



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