秋田市消防組織再編計画
消防力の強化をめざして

　市消防本部では、第十次秋田市総合計画と第三次秋田市行政改革大綱の中で位置づけられている消防署(所)の効率的な組織体制の強化をはかるため、消防署(所)を統廃合する「消防組織再編計画」を策定しました。

秋田市の消防署(所)再編の効果
●分散した消防力を適正規模に再編し、より効果的な災害対応力の充実が見込まれます
●市町合併した際、合理的かつ効率的な消防組織の実現と運用が可能となります
●署(所)の安全管理などの諸課題の処理と人員の適正配置が可能となります

地域バランスと防災力の強化を考えた再編計画

　現在、秋田市の消防署(所)は十三署(所)あり、同規模の中核市の中では一番多く、消防車や職員はほぼ同じような数となっています。
　消防組織再編計画は、消防庁が平成十二年に示した「消防力の基準」に基づき、現在の十三署(所)を、秋田市の規模で妥当とされる十一署(所)に再編するもので、組織の効率化と、より効果的な災害対応に取り組むことを目的に策定しました。
　再編にあたっては、?近年の道路環境の整備や建物の不燃化が進んだこと、?消防力の地域バランスの適正化と消防・防災力の強化をはかること、?河辺・雄和との市町合併を見据えることなどを考慮しています。