2004年1月23日号

ハイ!こちら消費者センターです

シリーズ(8)


「多重債務」は早めに相談を

 不況による収入の減少やリストラなどを背景に、サラ金など複数の金融機関から借金をし、返済が困難になる「多重債務」の相談が増えています。特に、30代、40代のかたからの相談が多くなっています。

相談事例(1)

 生活資金の不足分をサラ金から借りて補っていたが、会社をリストラされ返済のめどが立たなくなった…

相談事例(2)

 多数のサラ金から借金し、返済が大変だったので、「借金を一本化する」という広告を出している業者に連絡したところ、他のサラ金を紹介され、法外な紹介料を請求された…

多重債務を解決するには

 簡易裁判所に特定調停の手続きをすることにより、分割弁済で借金の返済期間を延長したり、法定利息以上の返済分を元金に充当するなどの債務整理ができる場合があります。
 また、弁護士に相談することで、個人再生や自己破産の手続きなどができます。

悪質業者に注意!

 ヤミ金融などの悪質な業者は、多重債務者を狙って甘い言葉で融資をもちかけ、法外な利息で貸付、恐喝的な取り立てをします。このような業者とは決して関わらないようにしましょう。万が一、借りてしまった場合、早めに警察、弁護士に相談しましょう。

消費生活相談は
秋田市消費者センター tel(866)2016


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