2004年8月13日号

市長ほっとコラム

秋田市ホームページで市長の動向や記者会見の内容などをお伝えしています。

暑い夏

市長●佐竹敬久

  今年の夏の状態を、猛暑より上にランクされる酷暑というのでしょう。
 首都圏などでは気温が四〇度近くまで上昇し、秋田でも三五度を超える日が続き、いささかバテ気味のかたも多いのではないかと思います。
 一方、北陸や四国などでは記録的な集中豪雨による大きな被害があり、酷暑の中で復興作業を余儀なくされる皆さんには同情を禁じ得ません。
 さて、今年の本市の夏は多くのイベントが目白押しでした。
 七月十六日には、市民交流の新拠点となる秋田駅東口の「アルヴェ」のオープニングを多数の市民参加により行うことができました。
 引き続き三十一日には、千秋公園において県内のさまざまな祭りや郷土芸能をお招きして建都四百年記念式典の前夜祭を催したところ、まさに押すな押すなの人出で、千秋公園開園以来といわれる七万人余の入園者を記録しました。
 翌八月一日にはアルヴェでの本番の式典、二日にはドイツ・パッサウ市との姉妹都市提携二十周年記念式典、そしていよいよ三日からは竿燈まつりへと続きました。
 特に今回は、姉妹・友好交流都市のドイツ・パッサウ市からアルベルト・ツァンケル市長と六十名余の市民並びにスポーツ交流団が、アメリカ・アラスカのキナイ半島群からデール・バークレイ代表市長一行が、そして中国蘭州市からは哈全玉常務副市長一行がおいでになりました。
 国内では、姉妹都市の常陸太田市渡辺龍一市長と佐竹小学校などの四十名余の皆さん、それに有縁町村の金砂郷町、水府村、里美村、大子町の町村長一行の参加をいただきました。
 海外からのお客様は、想像以上の暑さにビックリした様子でしたが、いずれも前夜祭から竿燈まで四日間の全日程に参加していただいたほか、市内各所や男鹿、角館、田沢湖などを見学し秋田を堪能していただいたものと思っております。
 大規模イベントの実行や海外からの多数のお客様の受け入れには、費用よりもむしろ多方面にわたる大きな人的エネルギーが必要で、市役所をあげて取り組みましたが、市職員の働きだけでは真に感激していただけるものにはなり得ません。
 建都四百年サポーター、姉妹都市フォーラム会員、文化・スポーツ団体、日独協会、蘭州会などの皆さんはもとより、さまざまな場に参加・参集してくださった数多くの市民の皆さんによって、たとえ言葉が通じなくとも、酷暑に負けないほどの秋田市民の熱い心意気を大いに示していただいたことに、心から感謝します。

海外のお客様たちも゛熱い゛秋田に大満足!


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