2004年10月22日号

地域の話題おしえて!!

このコーナーでは、町内や地域のいろいろな話題を紹介していきます。耳よりなニュースがありましたら、広報課までお知らせください。
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大森山動物園・塩曳潟の水辺生物を調査
昔から姿を変えない聖域

 大森山にある「塩曳潟」は、動物園ができるずっと以前から農業用のため池として使われてきました。最深6?、周囲にたくさんの木々が生い茂り、昔の姿がそのまま残る貴重な沼です。
 10月9日、大森山動物園と浜田小学校の4・5・6年生13人が、この沼の生物を調査しました。
 地引き網、もんどり、びんどうを使って沼の生物を捕獲すると、アカヒレタビラ、トウヨシノボリ、ワカサギなどの魚やムカエビ、二枚貝のドブガイなどを発見。また、絶滅の危険にさらされているシナイモツゴ、ゼニタナゴなどの貴重な魚も見つかりました。
 調査を指導した秋田淡水魚研究会の杉山秀樹さんは「埋め立てや、ブラックバスなどの放流で、ほかの沼がどんどん姿を変えていく中、長い間生き続けてきた魚たちが残る貴重な沼。今日のことをずっと忘れずに、地元に素晴らしい沼と生物があることを誇りに思ってほしい」と子どもたちに話しました。


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