2004年11月12日号

トピックス


将来1,200人!の雇用計画
大規模コールセンターを誘致

 秋田県と秋田市が誘致を進めていた損害保険会社大手の日本興亜損害保険(株)(本社東京都)が、大型コールセンター「(仮称)CRファクトリー」を新屋の西部工業団地に建設することが決定しました。
 操業開始は平成十八年四月で、操業時は約二百九十人を新規採用する予定です。その後、平成二十二年度までに、千二百人に雇用を拡大する計画があり、地元採用の受け皿として大きな期待が寄せられます。
 「CRファクトリー」の初期投資額は約三十億円。損保業界では国内最大規模の施設となります。おもな業務は、全国から電話やインターネットで寄せられる保険契約の満期・更新の問い合わせや事故発生時の加入者からの連絡に対応することなど。市では西部工業団地の事業用地の貸付を行うほか、コールセンタースタッフの養成講座も開き(下記参照)、事業が円滑に始められるよう支援します。
 「CRファクトリー」の進出により、市内に誘致したコールセンターは四社になりました。コールセンターのような情報通信系事業の進出は、若年層を中心とした大きな雇用効果をもたらし、地域経済を活性化させることにもつながります。
 市では、誘致した企業が長く地域に根付くよう、人材育成などの取り組みを進め、地域がもっと元気になるような産業の振興を積極的に進めていきます。
工業労政課tel(866)2114


コールセンター・スタッフ養成講座

 コールセンターの仕事に興味があり、全日程受講できるかたが対象です。コールセンター業務に関する実技を中心とした講座です。受講無料。定員各20人。託児あり。
 なお、来年一月以降も同様の講座を順次開催する予定です。
●日時
(1)11月29日(月)〜12月2日(木) (2)12月6日(月)〜9日(木)
(3)12月13日(月)〜16日(木) いずれも午前9時30分〜午後3時30分
●会場 アルヴェ4階
●講義内容
1日目/「コールセンター」「コミュニケーター」を知る
2日目/コミュニケーターの基本スキルを学ぶ
3日目/基本スキルを生かした応対を学ぶ
4日目/プロとしてのスキルを磨く
●申し込み
秋田市ホームページから申込用紙を入手し、11月19日(金)までメールでお申し込みください。
http://www.city.akita.akita.jp/
メールで申し込みできないかたは、工業労政課へご連絡ください。tel(866)2114
※受講することで、雇用が約束される講座ではありませんのでご了承ください。

企業内託児所で働くママを応援

 秋田県と秋田市が誘致し、昨年10月に西部工業団地で操業を始めた(株)プレステージ・インターナショナル・秋田BPOセンターに、託児所「オランジェリー(オレンジ畑)」が開所しました。
 民間企業では秋田市初の企業内託児所であり、特に女性従業員にとっては、子育てのために退職することなく、長く仕事ができる環境が整えられました。
 仕事も子育ても頑張るママを応援する。そんな職場がもっと増えるといいですね。


農林商工フェア盛大に
地元農家の朝採り野菜が大人気!

 十月二十三・二十四日、市立体育館で農林商工フェアが行われました。
 秋田の特産品即売や産業紹介のほか、河辺町、雄和町、茨城県の有縁市町村の物産コーナーも設けられ、両日たくさんの人でにぎわいました。
 特に、地元農家による産直コーナーには、開場と同時に朝採り野菜を買い求める人が押し寄せ、農産物が次々と完売。台風などの影響で野菜高値が続く中、秋田の「食」の恵みを実感する二日間にもなりました。


「常陸の森」に記念植樹
三〇〇〇本の緑が歴史を未来へつなぐ

 十月二十三日、浜田森林公園奥に造成中の「市民の森」の一角で、建都四百年を記念した植樹を行いました。
 茨城県から佐竹氏の縁でつながる常陸太田市、金砂郷町、水府村、里美村、大子町のみなさんが参加し、約百二十人の秋田市民と一緒に、ケヤキやヤマブキなど各市町村の木と花、約四百本を植えました。
 ここは「常陸の森」と名付け、これから約三千本の苗木を植える予定です。建都四百年の歴史的つながりが、色濃い緑となり、未来に向かって大きく育ちます。


行政と一緒に学ぶ
協働を進めるための下地づくり

 十月二十三・二十四日、アルヴェで市民活動フォーラムが開かれました。  
 二十四日のワークショップには市民十二人が参加。市職員との混成グループに分かれ、講師の世古一穂さん(NPO研修・情報センター代表理事)の助言のもと、協働を進めていく上でのコーディネートの手法などを体験しました。
 参加者からは「大事なのは、自分の意見をしっかり持ち、人の意見をきちんと知ること」などの声も。協働作業の基本はここにあるかもしれませんね。
◆植樹に参加した小路香絵さん・一樹くん 
 秋田には四年前にやってきました。子どもには、小さいうちにいろいろな体験をさせてあげたいし、転勤が多く、その土地に思い出を残したいと思って参加しました(香絵さん)
 風が強かったけど、楽しかった。シャベルも重くなかったよ。大きく育ってくれるといいな(一樹くん)


毎日通る道に
愛称をつけました

 親しみのある道路環境づくりのため、新たに左記の二つの通りに愛称がつきました。百九十五件の応募の中から選ばれたものです。たくさんのご応募ありがとうございました。
都市総務課tel(866)2332
●愛称 茶町通り
区間 大町の秋田ニューシティビル・ミスタードーナツ〜お茶の繁田園〜那波紙店
●愛称 泉いちょう通り
区間 新国道交差点(泉字登木の「紳士服のコナカ」角)〜保戸野学園通りとの交差点(「焼肉レストラン南山」角)



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