2005年10月1日号

スギッチ情報局


あれは44年前…

秋田市国体局総務企画課tel(866)2830

長〜い思い出となった10分間…。
伊藤武美さん(68歳・牛島)

 牛島商店街で自転車販売業を営む伊藤さん。「たんすから出てきたんです」と紺色の半纏を手に、秋田国体の開会式で秋田音頭を踊ったときのことを話してくれました。
 「この半纏に白い半股引を履いて踊りました。踊ったのはほんの十分間くらいだったかな。とにかくあの時は無我夢中で踊りました」
 国体開催の年の春に、伊藤さんは地元の仲間八人と秋田市連合青年会の一員として開会式のイベントに参加することが決まり、大会までの数か月間、踊りの練習に励みました。練習はおもに日曜日。朝九時から夕方四時まで、厳しい練習が続いたそうです。「実はあんまり練習が厳しいもんだから、昼の休憩のあとに仲間と抜け出したこともあったんですよ」と笑って話す伊藤さん。それでも当時指導してくれた先生には、今でも感謝しているそうです。
 そして迎えた開会式当日。抜けるような青空。伊藤さんたちは、一緒に踊る婦人会のかたがたとともに、八橋陸上競技場のサブグラウンドでドキドキしながら出番を待ちます。
 時間がきて競技場に一歩足を踏み入れたその瞬間。超満員のスタンドが目に飛び込み、なんともいえない気持ちで胸がいっぱいになりました。
 大歓声に包まれた興奮と感動。成功させたいという意気込みで厳しい練習を続けた日々…。あっという間の十分間の中に、いろいろな思い出が重なります。伊藤さんの胸には、秋田国体のとても長い長〜い十分間が刻まれています。

炬火の名前を募集します!

 平成19年の秋田わか杉国体の炬火(オリンピックの聖火にあたる火)の名前を募集します。炬火は国体開催前に県内9か所で採火され、そのうち秋田市では御所野の地蔵田遺跡で採火し、大会旗と一緒に市内をリレーする予定です採用されたかたにはスギッチグッズを進呈!
 詳しくは国体局ホームページでも。
〜過去にはこんな名前がありました〜
◇まつしま灯道の火(松島町) ◇いしん前進・龍馬の火(高知市) ◇蔵のまち文化の火(川越市) など
●応募方法
はがき、ファクス、Eメールに、炬火名とその理由、住所、氏名、電話番号を書いて、10月20日(木)(必着)まで、〒010-0973八橋本町六丁目12-1 秋田わか杉国体秋田市実行委員会 ファクス(866)2832
Eメール:ro-gnna@city.akita.akita.jp
●問い合わせ
秋田わか杉国体秋田市実行委員会tel(866)2830
ホームページ http://www.city.akita.akita.jp/city/gn/na/newna/


Copyright (C) 2005秋田県秋田市(Akita City , Akita , Japan)
All Rights Reserved.
webmaster@city.akita.akita.jp