2005年12月1日号

上下水道局だより
上下水道の広場


寒い季節到来
水道の凍結に注意しましょう

 寒さの厳しい、十二月から二月下旬までは、水道管やじゃ口の凍結に注意!
 気温がマイナス四度以下(風当たりの強い所は、マイナス一度〜マイナス二度)や、一日中氷点下の真冬日が続いたときは、水道管が凍結したり破裂しやすくなります。凍結すると、水が出なくなるのはもちろん、完全に凍ってしまったら簡単に解凍できません。
 本格的な冬が来る前に、じゃ口や水抜き栓などの給水装置の点検を行うなど、寒い冬にそなえましょう。

< <1>露出している水道管は要注意!水道管に保温材を巻きましょう。 布きれ・発泡スチロールなどで覆い、濡れないようにその上からビニールテープを巻きましょう。

●水道の冬じたく4つのポイント●

<1>露出している水道管は要注意! 水道管に保温材を巻きましょう。

布きれ・発泡スチロールなどで覆い、濡れないようにその上からビニールテープを巻きましょう。
<2>メーターボックスに保温材を入れましょう。

家庭にある発泡スチロールを入れることで手軽に保温できます。
<3>温水器や湯沸かし器、ボイラーの水抜きを忘れずに。
<4>水抜き(凍り止め)をしっかりと。
水を出した状態で水抜き栓のハンドルを完全に閉めます。水抜き栓のハンドルの開け閉めは完全に行いましょう。中途半端な操作は漏水の原因となり、水道料金が高くなります。

●凍ってしまったら●

<1>水道管にタオルなどを巻き付けて、熱めのお湯(約70〜80度)をゆっくりかけます。

<2>部屋全体を暖かくし、ヘアードライヤーの熱風をかけます。
●それでも、水がでない!
『秋田市指定給水装置工事事業者』の資格を持つ水道工事店へ依頼してください。
解凍作業は有料です。工事費については、水道工事店へお問い合わせください。
なお、アパートなどにお住まいのかたは、管理会社や大家さんに連絡のうえ依頼してください。

水道メーターボックスの上に雪を寄せないでください。

 水道メーターボックスの上に雪があると、お客さまの「水道使用量・料金等」をお知らせすることや、漏水の発見などが困難になります。できるだけメーターボックスの上に雪を寄せないようご協力ください。

長期間使用しない空き家や、アパートなどの空き室をお持ちのかたは、忘れずに水抜きしましょう。

 ここ数年、空き家などの凍結による破裂が増加しています。ご注意ください。

引っ越しなど転居するときは、水抜きを忘れずに!!

冬期間は、凍結による破裂の原因になります。

凍結に関する問い合わせ
お客様センターtel(823)8431


定期的に漏水の点検を行いましょう

 じゃ口や水抜き栓、給水管などの給水装置は、お客さまの財産です(水道メーターは除く)。そのため、故障したり漏水した場合は所有者または使用者が修理することになります(修理は有料です)。
 宅地内の漏水は、大切な水道水を無駄にするだけでなく、水の使用量が多くなることでお客さまの水道料金にも影響します。漏水は、お客さま自身でも簡単に確認することができますので、定期的に点検を行うようにしましょう。

水道メーターをのぞいてみる

 漏水の発見は、水道メーターのパイロットで確認できます。いつもより水道料金が高いと感じたら、最初に水道メーターをのぞいてみましょう。

水道メーターをによる漏水の発見方法

(1)屋内や外にあるすべてのじゃ口を閉めて、水道を使っていない状態にしてください。
(2)メーター内のパイロット(上図)をしばらく見て、回転の有無を確認します。
(3)もしパイロットが少しでも回っていたらどこかで漏水している可能性があります。上下水道局指定の給水装置工事事業者へ調査・修理を依頼してください。
(費用はお客さまの負担となります)

不審な訪問にご注意ください

 最近、上下水道局関係者をにおわせて、ご家庭を訪問し、水質調査をしたり、下水道管や水道管の点検や清掃を行う不審な訪問販売の情報が寄せられています。これは上下水道局とは一切関係ありませんので、ご注意ください。このような訪問を受けても、必要がない場合は、きっぱりと断りましょう。
 上下水道局職員や局が委託した業者は局発行の身分証明書を携帯しています。訪問を受けて「おかしいな」と思ったら身分証明書の提示をもとめ、会社名、氏名、電話番号を確認するか、お客様センターまでお問い合わせください。
 水道水が濁ったり水の出が悪くなった場合などは、いろいろな原因が考えられますので、まずは、お客様センターにご相談ください。
●問い合わせ お客様センターtel(823)8431

朝一番の水は飲み水以外に

 朝一番や旅行などで留守にしたときの最初の水は、ご家庭の水道管に長いあいだ滞留した水です。安全のための残留塩素がなくなったり、給水管に鉛が使われている場合には、鉛が溶けだしていることがあります。通常の使用には問題ありませんが、長時間使用しなかった場合は、バケツ一杯分くらいの水を飲み水以外にお使いください。「バケツ一杯」というのは、水道管に滞留していた水が新しい水に入れ替わる目安です。

水道・下水道についてのご相談・お問い合わせは、
上下水道局お客様センター tel(823)8431

「上下水道の広場」では皆さまからの、ご意見・ご感想・ご質問などをお待ちしています。
宛先/〒010-0945 秋田市川尻みよし町14-8 上下水道局総務課企画情報係
tel(823)8434 FAX(824)7414
Eメール ro-wtmn@city.akita.akita.jp
また、上下水道局ホームページでは水道と下水道に関するさまざまな情報を閲覧できますので、ご利用ください。
http://www.city.akita.akita.jp/city/ws


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