2006年1月16日号

おしえて!ゼイキッズ


 今回のテーマは「市税収入の割合は全体のどれくらい?」。さあ、いっしょに考えてみよう!

市を動かすお金。市税がいちばんの頼り

 市税や使用料など、市が自前で集めているお金を「自主財源」っていうんだ。それ以外のお金は「依存財源」。自主財源が市全体の収入のどのくらいを占めるかを「自主財源比率」といって、財政基盤の安定性や行政活動の自主性を判断する目安として使われているんだよ。
 秋田市の自主財源比率は48.6パーセントで東北6県の県庁所在地の中では5番目。ちなみに1番は福島市の58.6パーセント。 
 収入全体からみた市税の割合は34.9パーセントで、自主財源の約7割を占めるんだ。市の自立性を高めるためには、市税の確保が欠かせないんだね。

自分で収入を得ることが大事

 学生がアルバイトをして稼いだお金を「自主財源」、親からの仕送りを「依存財源」として考えてみよう。
 教科書を買うとき、アルバイト代が足りなければ仕送りを増やしてもらうしかないよね。反対に、アルバイト代で買うことができれば仕送りは少なくても済む。自分のことなんだからなるべく親の負担は少なくしたいよね。もちろん勉強はたいへんだけど、アルバイトもがんばらなくっちゃ…。
 みんなでまちづくりを進めていくときも、できるだけ自分たちのお金でやっていくことが大切だと思うんだ。それには市税がとっても大事なんだよ。

●(平成16年度決算)秋田市の収入内訳

市民税課税制担当tel(866)2054



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