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2006年4月1日号 |
平成18年度
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平成十18年度の一般会計当初予算額は、1,138億3,600万円。昨年度よりも35億4,000万円、率にして3%少なくなっています。 ただし、昨年度は一時的に「緑あふれるまちづくり基金(※)」として40億円を積み立てており、今年度はこの積み立てを行わないため、この分を除いて考えると、4億6,000万円、0.4%増えています。 歳入として市に入ってくるお金の三分の一は、固定資産税、市民税などの市税です。今年度は、定率減税の廃止などにより、五億円程度の増加を見込んでいます。 また、国が進めている“三位一体の改革”の影響で、所得譲与税(地方譲与税に含まれる)が昨年度より 約10億円増え、22億6,000万円になっています。逆にこの改革の影響で今後減っていくことが予想される国からの補助金などは10億円ほど減少しますから、今のところ改革による歳入の増減は大きくありません。 歳出として大きな割合を占めるのは福祉関係のお金です。今年度の予算では、児童手当の支給年齢拡大や生活保護受給者の増加などにより、民生費が昨年度と比べ、約11億1,000万円、3.7%増えています。 ※緑あふれるまちづくり基金 基金とは、いわば市の貯金のようなもの。使い道に合わせていくつもの種類があります。 秋田市は、昨年一月に市町合併を行い、合併特例法で認められた市債(合併特例債)を原資として、昨年四月に「緑あふれるまちづくり基金」を創設しました。合併して新しくなった市がバランスよく発展していくための基金で、地域振興策などに使っていく予定です。 |
一般会計予算
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歳入 |
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歳出 |
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歳出・性質別グラフ |
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特別会計予算
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秋田市は、特定の事業の収入を直接その支出にあてるため、一般会計と区別して、下記の11の特別会計を設けています。 また、3つの公営企業もあります。(交通事業は17年度で廃止) ![]() |
企業会計予算
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今回の豪雪で財政調整基金が減ってしまいました |
現在ある市の基金は、財政調整基金、減債基金、庁舎建設基金、ふれあい福祉基金など十四種類。その総額は、平成十六年度末で約二〇五億円になります。
このうち、財政調整基金は、突発的な災害や緊急を要する経費に備えるための貯金ですが、この冬にかかった除雪費用約三四億円のうち、二五億円ほどをこの貯金でまかなったため、大きく減ってしまいました。 ![]() 市の基金残高の推移 (各年度末現在。H17は見込額) |
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