2006年5月1日号

おしえて!ゼイキッズ・4


土地にかかる固定資産税〜「評価額」を探ってみよう


道路ごとに値段が付いているんだ

 土地にかかる固定資産税は、その土地の「評価額」が算定の基礎になるんだ。そしてその評価額の決め方にもっとも影響するのが「路線価」。「路線」は道路のことだけど、道路そのものの値段ではなく、その道路に面した土地の1?あたりの金額なんだ。
 実は路線価には2種類あって、ひとつは、相続税の計算に使う路線価で国税局が決めるもの、もうひとつは、固定資産税の計算に使う路線価で市が決めるもの。たぶんみなさんがよく目にしているのは、国税局が決める方じゃないかな。ほら、年に1回新聞やテレビに出るじゃない? 「銀座の○○前は、20年連続1位です」とか…。この2つの路線価はどちらも国土交通省が示す地価公示価格が土台になっているんだけど、国税局の方は地価公示価格の約8割を目安に、固定資産税の方は約7割を目安に、それぞれ決めているんだ。地価公示価格は、まだ下がり続けているみたい。だけど、その下落幅は小さくなってきているようだよ。

わたしの家の路線価はいくら?

 市が決めた路線価は資産税課で公開しているから、自分の家の土地の路線価を知りたくなったら来てみてね。地区ごとの大きな地図があって、道路ごとに値段が書いてあるよ。土地の奥行、間口、形状などによって細かい調整があるんだけど、この路線価に土地の面積をかけたものが、土地にかかる固定資産税を決める基準となる「評価額」になるんだ。

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