2006年5月1日号

秋田市初の議員立法
こどもの日に「子ども条例」


 「秋田市未来を築く子どもを育むための市民や社会の役割に関する条例(子ども条例)」が、五月五日(金)に施行されます。
 これは秋田市で初めて市議会議員が発議した政策条例です。

 秋田市議会では、子どもを取り巻く環境が厳しくなっている今こそ、子どもが健やかに育つために大切なことを、市民一人ひとりが共通認識として持つ必要があると考え、「子ども条例」を作成。秋田市初の議員発議として今年の二月議会に提案され、全会一致で可決されました。

子どものために大人ができることは?

 条例というのは、いわば秋田市独自の法律。この条例では、子どものために社会全体でやっていくこととして、子どもの「人格・個性を尊重すること」「安全を確保すること」など六つを挙げています。
 そして、すべての子どもが健やかに育まれること、子どもの育成に誇りと喜びを感じる社会を実現することをめざし、市民や市などがどのような役割を果たすかを定めています。

子ども条例が定める役割

◇家庭→子どもの心身のよりどころとしての家庭環境づくりなど
◇学校等→人間性、社会性をはじめ、学力など、生きる力の育成、子どもの発達段階に応じた学びの場としての環境づくりなど
◇地域→地域行事など、社会性を育むことができる場の提供など
◇職場→保護者が安心して子どもを育成できる環境づくりなど
◇市→子どもの育成にかかわる政策の実施・評価、結果の公表など

●問い合わせ/議会事務局議事課tel(866)2233


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