2006年11月1日号

大学生活を実況“生”中継

国際教養大学を日本全国に広め隊・活躍中!


 国際教養大学をもっとたくさんの人に知ってほしい  。そんな思いを胸に、学生たちが?国際教養大学を日本全国に広め隊?を結成しました。彼らの奮闘ぶりは…。
広め隊の活動の中心は「ブログ」。学生生活がダイレクトに伝わる新鮮な情報が満載です。
http://blog.livedoor.jp/aiuhirometai/

ブログで日常を紹介

 平成十六年四月に雄和に開学した国際教養大学(AIU)。「授業はすべて英語」「海外の提携大学に一年間の留学」など、とてもユニークな特徴を持つ大学ですが、開学間もないこともあって知名度はいまひとつ。そこで、福田真宜さん(3年・岐阜県出身)が、「この大学の良さをもっとたくさんの人にわかってほしい」「より多くの県民のかたがたに大学を知ってもらい、県民と大学との交流の架け橋になれれば」と一念発起。昨年五月、志を同じくする友人三人とともにこの?広め隊?を発足させました。
 ?広め隊?は「ブログ」を中心に活動しています。ブログというのは、インターネット上の日記帳のようなもの。授業や寮生活の紹介、海外留学リポートなど、学生の目線から見たさまざまな“生”の情報を発信し、全国、全世界に大学をアピールしようとがんばっています。

少しずつ手応え

 「…こんな一体感のある大学、ほかにあるんでしょうかねぇ」「…寮では、留学生とトイレ、風呂、洗面所を共有する人もいるわけで、文化や習慣の違いもあって大変」。いずれもブログに書かれている寮生活の様子です。 
 国際教養大では、新入生は一年間の寮生活。「毎日が合宿のようでした」と、広め隊の牧村真紀子さん(3年)が振り返るとおり、苦労しながらも和気あいあい、家族のように楽しく生活しています。
 寮生活の?実況中継?は、これから大学をめざす全国各地の高校生たちにとって大切な情報となるのはもちろん、在学生の親、特に遠くから来ている学生たちの親から「遠く離れた秋田の生活がわかって安心する」と好評のようです。
 また、七月と九月のオープンキャンパス(大学開放)の時には、大学内を案内する「キャンパスツアー」も企画しました。全国から大学の見学に訪れたかたがたに、「ブログ見ましたよ」と声をかけられる場面もあったそうです。
 「ブログを見てこの大学に興味を持ったかたたちと、実際に会って話をしてみたいですね」と福田隊長。「大学に対するどんな意見でもいいんです。いいことも悪いことも。いろいろなかたと素直な気持ちで大学の話をすることができたらうれしいです」と元気よく話してくれました。

 大学のあるがままの姿を伝えようとがんばる学生たち。そのパワーの源は、自分が通う大学や仲間たち、そして今住んでいる秋田を、こよなく愛する気持ちなのかもしれません。

ここがイチオシ!

 広め隊の隊員は現在十一人。なんと全員が県外出身者なんです。福島、岐阜、奈良、大阪…。全国各地から集まったみなさんに、大学のイチオシ、秋田市のイチオシを聞いてみました。
<秋田の人>
『みなさん、とにかくあったかい。特に近所のおばちゃんたち』(福田隊長) 『人柄はいいんですが、秋田弁が早くて。半分以上意味がわからないときも』(上窪さん・1年)
<秋田の風景>
『雄和の星空。都会では味わえません。スポーツができる環境も◎』(上窪さん)
<秋田の味>
『味は全体的にしょっぱいかな。でも、お米はとってもおいしいです。』(牧村さん)
<大学の長所>
『一年間の海外留学ですね。自分にとって貴重な経験になりました』(牧村さん) 『留学生が七十人くらいいますから、いろいろな国の文化や伝統を知ることができます』(内藤さん・1年) 『学生のモチベーションが高い! いい刺激になりますね』(森岡さん・1年)
国際教養大学・AIU
Akita International University


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