2006年11月16日号

アンケートから見えた市民のき・も・ち


●アンケート結果から見えてくる「市民の気持ち」を紹介するコーナーです!

仕事と子育ての両立 大変なのは…
「急病のとき、子どもの面倒をみる人がいない」

「秋田市次世代育成支援に関するニーズ調査」平成16年2月

仕事と子育てを両立させるうえで、大変だと感じることは何ですか?

…就学前児童の家庭で


第1位: 自分が病気・けがをした時や子どもが急に病気になったとき、代わりに面倒をみる人がいない…34.0%
第2位: 子どもと接する時間が少ない…25.5%
第3位: 急な残業が入ってしまう…17.7%

 共働きをしているお父さん、お母さんにとって大変なのは、自分や子どもが病気になった時や急な残業が入った時。また、子どもとゆっくりできる時間がとれないのも悩みの種のようです。核家族化が進み、昔のように、孫の面倒をみてくれるおじいさん、おばあさんがなかなか近所にいません。そんなときには、育児を支援してくれるファミリーサポートセンターなどを利用してみるのもいいかもしれませんね。また、仕事と子育ての両立には、子育てに対する職場の理解や周りの協力も必要です。育児休業制度を利用するのもひとつの方法です。働きながら、しかも子育てもというのは”重労働“
ですが、いろんなサービスを使って、愛情いっぱい、笑顔いっぱいの家庭をつくっていきましょう。

子どもの成長を日々実感

職場の理解もあって、お父さんが半年間の育児休業を取得した佐々木さんにお話をうかがってみました。
佐々木正吾さん(成人病医療センター看護師 広面)
 妻の職場復帰を早くしたいと思い、話し合って私が育休をとることにしました。女性が多い職場ということもあり、職場の理解も得られました。家にいて家事、育児をしてみて、子育てをしているお母さんの気持ちがよく分かりました。子どもが泣いてもおっぱいをあげられなくて困ったりして大変ですが、一か月でも二か月でも男性が育休をとることは良い経験になると思います。育休は男性も利用してよい制度。日々大きくなる娘とずっと一緒にいられて楽しいですよ。

妻・幸子さん(看護師)
 育児だけでなく、家事もしてくれて百二十点のだんなさん。頭があがりません。子どもが大きくなったとき、「お父さんが育休をとってくれて、いつも一緒にいてくれたんだよ」と言ってあげられます。周りの皆さんの参考になればと思います。


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