2007年6月1日号

元気が大好き育児コーナー

ポリオ予防接種


★ポリオワクチンとは…急性灰白髄炎(小児マヒ)を予防するワクチンです。国内でポリオの感染は報告されていませんが、インド、アフリカなどでは現在も流行しています。これらの地域で日本人が感染する可能性があるので、予防接種を受けておくことが大切です。

 ポリオワクチンは、生後3か月から7歳6か月までの間に6週間以上の間隔をおいて2回飲んで完了します。
 医師の診察もありますので、必ず保護者など、お子さんの健康状態を知っているかたがお連れください。また、投与を受ける場合は保護者のサインが必要です。
市から配られた「予防接種と子どもの健康」をお持ちのかたは、それを読んでからおいでください。
※1歳以上で2回目のポリオワクチンを受けるかた…関東地方を中心に麻しん(はしか)が流行しています。先に「麻しん風しんワクチン」を受け27日以上の間隔をあけてから、ポリオの予防接種をおすすめします。
●受付時間/午後1時30分〜2時15分
●用意する物/母子健康手帳、ポリオ予診票
※予診票は母子健康手帳別冊に折り込んであります。受診当日に記入し、別冊から切り離してお持ちください。予診票をお持ちでないかたには、当日会場でさしあげます。


※混雑を避けるため、各地区の指定日にお受けください
(病気や他の予防接種との間隔など、やむを得ない事情があるときは、他の会場でも受けることができます)
※指定日にお子さんの年齢が3か月未満の場合、3か月になった日以降の会場で受けてください
※河辺・雄和地区以外は駐車場が狭いです(東部公民館はなるべく車以外でお越しください。アルヴェの駐車場は有料)

受けられないお子さん

◇熱がある◇下痢をしている
◇重い急性疾患にかかっている ◇予防接種でアナフィラキシ−(※)を起こしたことがある
◇その他医師が不適当と判断した場合
※アナフィラキシ−…通常、接種後30分以内に起こるひどいアレルギ−反応。発汗、じんま疹が出る、吐き気、息が苦しい、ショック状態になるなどの症状があります。

医師と相談が必要なお子さん

 次のいずれかに該当するお子さんは、予診する医師の参考として診断書が必要な場合もあります。あらかじめ主治医とご相談ください。
◇心臓疾患・腎臓疾患・肝臓疾患・血液疾患・発育障害などで治療や指導を受けている
◇何らかの予防接種後2日以内に発熱・発疹・じんま疹などアレルギ−を思わせる異常があった
◇予防接種接種液の成分(抗生物質、安定剤に使うゼラチン)に対してアレルギ−があると言われたことがある
◇けいれんを起こしたことがある
◇免疫状態の異常を指摘されたことがある。また、近親者に先天性免疫不全症のかたがいる

●他の予防接種との間隔

◇三種混合・二種混合・B型肝炎・日本脳炎・インフルエンザの予防接種を受けたお子さん…6日以上の間隔をあけてポリオを受けてください
◇BCG・麻しん・風しん・水痘・おたふくかぜの予防接種を受けたお子さん…27日以上の間隔をあけてポリオを受けてください
◇今回、ポリオを受けるお子さん…接種後、ほかの予防接種まで27日以上の間隔をあけてください

昭和50〜52年生まれのかたへ

 昭和50〜52年生まれのかたは、ポリオの免疫を持っている割合が、他の年齢層に比べて低いことがわかっています。右記の場合には、再度、ポリオワクチンの予防接種を受けることをおすすめします。
■家庭内のお子さんがポリオ予防接種を受ける時期
 まれにポリオの予防接種を受けたお子さんから家庭内感染するときがあるので、お子さんと同時期に。
■ポリオウィルス常在国に渡航するとき
 インド、アフリカ諸国など。 
<申し込み
この予防接種は、任意の予防接種(有料)です。実施日は下記のとおり。各病院に直接お申し込みください。
●市立秋田総合病院tel(823)4171毎月第3月曜日
(第3月曜日が閉院日の場合は第4月曜日)
●秋田組合総合病院tel(880)3000毎月第3金曜日
問い合わせ
市保健所健康管理課tel(883)1179


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