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2007年6月15日号 |
絆って何だろう。 |
六月三日、アルヴェで開催した次世代育成支援協働フォーラムinあきた「まぁるくつながるべぇ…地域の絆」│。
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絆って何だろう。確実に言えるのは、目に見えるものじゃないこと。親子、夫婦、友だち、学校、会社、ご近所さん…きっといろんなところにたくさんの絆がある。でも、ふだん意識して考えることって少ないですよね。
絆は、お願いをしてつくるものでもなく、ほしいと思ってすぐにできるものでもありません。信頼、愛情、思いやりの気持ちを重ね、少しずつ深く、強くなっていくものです。 目に見えないものだからこそ、ときどきその存在をしっかりと確認しながら、人と人とが心と心でつながっているぬくもりを、大切にしていきたいですね。 |
●いっこく堂トーク「いじめを克服して」 生きていればチャンスは来る! |
中学生のとき、友だちが流したうその話が原因で、ずっと仲間はずれにあいました。ある日突然、だれもしゃべってくれなくなり、それから中学校の三年間、まったく友だちがいませんでした。
でも、そのときに目標を持ったんです。人を楽しませるすばらしい俳優になろうと。そして高校に入ったら明るい自分に変わろうと。はじめは意識して「明るい自分」を演じていましたが、そのうち演じる必要はなくなりました。 生きていれば必ずチャンスは来ます。私が腹話術を始めたのは二十八歳の時。今はまだ夢がないという人も、今、目の前にあることを一生懸命にやってほしい。一人上京し、劇団で芝居の勉強をしたことが、今のこの腹話術に生かされています。どんなことでも、きっといつか役に立つ日が来ますから。 いっこく堂さん 1963年生まれ。沖縄県出身。高校卒業後、上京し劇団に入団。その後、独学で腹話術を始め、現在は世界各地で公演を行っています。 |
●市長・議長からのメッセージ |
<秋田市議会議長・加賀谷正美>
子どもは社会の宝であり、希望です。 一人ひとりが、さまざまな個性や能力、夢をもった、かけがえのない存在です。 子どもが一人の人間として尊重され、未来に向かって健やかに育っていくことができる社会、そして市民一人ひとりが、未来を築く子どもの育成に、誇りと喜びを感じることのできる社会を実現することは、私たちみんなの願いです。 家族や学校、そして地域が、お互いに連携し、子どもを温かく見守ることを、すべての子どもと大人に伝えます。 <秋田市長・佐竹敬久> いつの時代も、子どもたちの笑顔はしあわせの源です。 豊かな心に、笑顔の花が咲くのです。 家族で心の力を養いましょう。 地域で心の絆をはぐくみましょう。 子どもたちの笑顔があふれるまちにしたいから! 子どもたちの笑顔がすてきなまちにしたいから。 |
腹話術で言えちゃった!? |
小学生から高校生までの26人が、家族や友だち、周りの人たちに、ふだん言えないことを腹話術で発表!
本音、決意、感謝の気持ち…たくさんの個性豊かなメッセージが人形の口から飛び出しました。本当は直接自分の言葉で伝えるのがいちばんだけどね。 |
お父さん、お母さんへ |
播磨屋 瑛さん(築山小6年)
お父さんやお母さんに怒られて反発したこともあったけど、僕がいい大人になってもらいたいから、厳しくするんだってことがわかったよ。僕が悩んでいるときは相談にのってくれて、楽しいときは一緒に笑ってくれるお父さんとお母さん。世界で一番大切な存在です。 |
仲良しの友だちへ |
倉田裕美さん(高清水小6年)
苦手なことを得意なことに変えてくれたり、愚痴を聞いたりしてくれてありがとう。けんかもしたりするけど、私のことを一番よく知っててくれて、悲しいことがあっても相談にのってくれたね。いつか何倍にもして恩返しするから、これからもよろしくね。 |
できることから始めよう |
松木祐介さん(勝平中1年)
雄物川は遠くから見るときれいだけど、河口には上流から流れたごみがたくさんあるんだよ。僕は、学校も部活も面白いし、地域の人たちも声を掛けてくれるから、ずっとここで暮らしていきたい。だから町や川をきれいにしていかないと。町内の掃除とか身近なところから始めよう。 |
受験勉強、頑張る! |
高橋千恵さん(桜中3年)
最近、耳にたこができるくらいよく言われるのが「受験」のこと。でも、一生ニートでいるわけにもいかないし、将来イラストレーターになる夢もあるから…やっぱり受験勉強、頑張ります! |
人に優しくしよう |
相良亮介さん(東小5年)
みんな人に優しくしてる? 電車でお年寄りに席を譲ったり、車いすの人が段差で困っていたら助けてあげるとか…。これって当たり前のことだけど、けっこう勇気のいることだよね。でも、誰かの役に立ちたいっていう気持ちを大切にしていれば、みんなが優しくなれると思うな。 |
一輪車買って! |
富橋美登利さん(大住小5年)
一輪車は面白そうだけど、転ぶのが怖くて乗れないんです。でも、私のお兄ちゃんとお姉ちゃんも練習して、今はとっても上手です。一生懸命練習すれば乗れるようになるのかな。頑張って練習するから一輪車買ってください! |
牛乳パックはリサイクル |
高橋 拓さん(桜小3年)
ぼく(牛乳パックで作った人形「パックン」)の悩みなんだけど、ぼくの友だちがリサイクルされずに捨てられちゃうんだよ。だからみんな、ぼくたち牛乳パックをリサイクルしてね。 |
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