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2007年9月7日号 |
広がる!深まる!交流の輪 |
秋田市では、多くの人たちと友好や相互理解を深めることが、世界平和やみんなのしあわせにつながると考え、世界中の人たちと交流を進めています。
歴史や観光、スポーツ、平和活動など、さまざまな交流の輪が広がり、心と心のふれあいがたくさん生まれています。 |
三市連携交流提携書に署名
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八月四日、茨城県常陸太田市、秋田市、仙北市の三市連携交流提携書の署名式が、山王の平安閣で行われました。
常陸国を治めていた佐竹氏が秋田に国替えとなった歴史を背景に、常陸太田市と秋田市は姉妹都市関係にあります。また、合併で常陸太田市となった金砂郷町と、合併で仙北市となった角館町も、同様の歴史的つながりで有縁友好交流を続けてきました。これら三市は、市町村合併に伴いそれぞれの関係を引き継ぎ、さらに連携して交流を進めることにしました。 今後はこれまで市民が築いてきた友好のきずなのもと、観光・経済、文化、青少年、スポーツなど、さまざまな分野で交流を深め、各市の市勢発展をめざします。 十一月に常陸太田市で開催される「常陸の国まつり」では、秋田市と仙北市から特産品・観光宣伝ブースを出展します。
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今後3年間の交流内容に合意
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八月八日・九日、中国蘭州市から、張津梁(ジャン・ジンリャン)市長をはじめとする代表団が、秋田市を訪れました。
秋田市と蘭州市は、昭和五十七年に友好都市提携し、今年で二十五年。これまで千人を超える市民が蘭州を訪問し、芸術文化や医療、水道技術など幅広い分野で交流してきました。 代表団は八日、大森山動物園を見学した後、市役所へ。平成二十年度から二十二年度までの友好交流合意書を取り交わしました。今回の合意書には、来年の北京オリンピックを記念してスポーツ交流を行うために、話し合うことも盛り込んでいます。 人間なら成熟した大人への道を歩む時期を迎えた秋田市と蘭州市の友好関係。これからも両市の市民にとって実り多い交流になるよう、友情のきずなを深めていきます。 |
北京で日中友好都市の小学生卓球大会
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日中国交正常化三十五周年を記念し、日本と中国の友好都市でチームを組んで戦う「日中友好都市小学生卓球交歓大会」が、八月二日から四日まで、北京で開催されました。
秋田・蘭州チームは、舘岡享祐くん(桜小五年)、堀井悠夏さん(四ツ小屋小五年)、■生戎(ヂャオ・シェンロン)くん、郭犇(グゥオ・ペン)さんで、四人が力を合わせ予選リーグを突破! 決勝トーナメントの一回戦で敗れましたが、秋田の二人は「本場の選手は球の回転が違う。良い経験になった」と収穫があったようです。スポーツに言葉の壁はなく、試合の合間には四人で仲良く練習するなど、卓球を通じて中国に友だちができました。 |
長崎市青少年ピースフォーラム
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長崎市では毎年、平和祈念式典にあわせて8月8日・9日に「青少年ピースフォーラム」を開催しています。全国からたくさんの子どもたちが集まり、被爆体験者の話を聞いたり、平和祈念式典へ出席したりして原爆や戦争の悲惨さを学びながら、平和について話し合い、理解を深めています。
秋田市から参加した4人の小・中学生も、全国からの参加者と一緒に平和の尊さを見つめ直し、戦争の怖さや平和の願いを語り継ぐ気持ちをはぐくみました。 |
<みんなが人の気持ちを考えながら暮らせば、戦争や犯罪はなくなっていくと思いました。>
大野悠さん(桜中1年) <今もどこかで戦争が起きています。話し合いで解決する世界になってほしいです。> 佐郷憂将さん(飯島中1年) <今回学んだ平和の大切さをしっかり理解し、それをたくさんの人に伝えたいです。> 土田繁さん(秋大附属中2年) <被爆の体験談を聞き、戦争の怖さを実感しました。平和のために、自分にできる精いっぱいのことをしたいです。> 手塚光恵さん(飯島南小6年) |
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