2007年11月16日号

命の大切さ、心の健康を考えてみませんか


自殺予防の市民講話会

 「心の健康づくりと自殺予防」をテーマに、秋田大学医学部准教授の佐々木久長さんが講演します。命の大切さ、一緒に考えてみませんか。参加無料。
日時と会場
・12月8日(土)→午後1時30分〜3時、遊学舍
・12月11日(火)→午後1時30分〜3時、土崎公民館
・12月18日(火)→午後6時30分〜8時、市保健所大会議室
●申し込み 市保健所健康管理課精神保健担当tel(883)1180

秋田4大学協働2007 自殺予防シンポジウム
光と希望、そして生きる力への道

とき/12月9日(日)午後1時30分〜4時30分
ところ/県民会館
※入場無料。直接会場へどうぞ
 秋田大学、ノースアジア大学、秋田県立大学、国際教養大学の4つの大学が連携して自殺予防を考えます。テーマは「自殺の現状と理解。そして、いま私たちにできること」。
◇シンポジウム
コーディネーター:西木正明さん(作家)
シンポジスト:4大学の学長と教授
◇講演
「著名な小説家達がなぜ自分の命を絶ったのか、その深淵を探る」講師:高橋千劔破さん(文芸評論家)
●問い合わせ 活力ある秋田を創造する大学協働推進会議事務局(秋田ゼロックス(株)内)tel(823)4645

健康万歩計


大腸がん。その診断と内視鏡治療

 日本では大腸がんで亡くなるかたが年々増えています。罹患率は50代から増え始め、高齢になるほど高くなります。

拡大内視鏡で精密な診断ができます

 大腸腫瘍の表面構造を100倍にまで拡大して観察できる「拡大内視鏡」を用いることで、より精密な内視鏡診断が可能となりました。精度の高い診断、つまり良性か悪性(がん)かの鑑別、また、内視鏡治療で完全に治すことができる早期がんと、外科手術が必要ながんとの鑑別も可能です。

大腸がんの内視鏡治療の方法

 浅いがんや良性腫瘍に対する内視鏡治療として、おもに以下の3つの方法があります。
◆内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)…茎がある腫瘍の場合、スネアというループ状の細いワイヤー(針金)を茎の部分に引っかけて締めてから高周波電流で焼き切ります。
◆内視鏡的粘膜切除術(EMR)…平たんな腫瘍の場合、病変の下層部に生理食塩水などを注入して病変を浮き上がらせ、スネアで焼き切ります。
◆内視鏡的粘膜下層剥離術…大きい腫瘍の場合、病変を電気メスで徐々にはがしとります。ただし、従来の治療法と比較すると高度な技術と時間を要します。
 早期大腸がんは、内視鏡治療や外科手術で完治できます。次のかたは定期的に大腸内視鏡検査を受けてください。
(1)大腸ポリープやがんの治療歴がある
(2)血縁者の中に大腸がんにかかった人がいる
(3)潰瘍性大腸炎にかかっている
(4)治りにくい痔瘻(じろう)がある


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