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2008年3月7日号 |
老人保健医療費308億円 |
これまで、75歳以上のかたの医療を支えてきた老人保健医療制度。この4月からは、医療費の負担を、より公平で分かりやすい仕組みにしようと作られた「後期高齢者医療制度」に移ります。 平成18年度に医療費がどのくらい使われたのか見てみましょう。 |
1人当たりの医療費は微増 |
平成18年度に秋田市でかかった老人保健医療費は約308億円(グラフ1)で、前年度より13億円減っています。
1人当たりで計算すると年間約83万3千円かかったことになり、前年度より5千円増えています。 *老人保健の対象者は75歳以上のかた、または65歳以上で一定の障害があるかたです *老人保健医療費には、自己負担金は含まれていません |
グラフ1・秋田市の老人保健医療の総医療費と受給者数 |
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入院費用が163億で5割超 |
医療費の使われかたを見ると、入院費用が全体の5割以上を占めています(グラフ2)。
また、老人保健医療費は、国民健康保険など各種健康保険からの拠出金(支払基金)や国、県、市の負担金(税金)などでまかなわれ(グラフ3)、国民全体で支えていることがわかります。 |
グラフ2・老人保健医療費の使われ方 (平成18年度秋田市) |
グラフ3・老人保健医療費の負担割合 (平成18年度秋田市) |
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![]() ※支払基金:各種健康保険の加入者が納めている 保険料から出されているお金 |
秋田市で老人保健医療費が多くかかった病気は? |
第1位/循環器系…32・5%→脳梗塞、高血圧性の疾患など
第2位/新生物…10・0%→胃がん、結腸がんなど 第3位/消化器系…8・7%→胃炎、歯周疾患など 第4位/尿路・性器…7・4%→腎不全、前立腺肥大など 第5位/精神障害系…7・1%→血管性の認知症など (秋田市国保加入者・平成19年5月診療分) |
一人ひとりが病気の予防や健康づくりに取り組み、次のことも心がけて医療費を有効に使いましょう。 ●病気の早期発見と早期治療を心がけましょう ●かかりつけのお医者さんを持ちましょう ●お医者さんを信頼し、指示を守り、同じ病気でむやみに複数のお医者さんにかかるのはやめましょう ●薬は、お医者さんの指示どおり正しく服用しましょう ◆問い合わせ 障害福祉課医療福祉室 tel(866)2513 ファクス(863)6362 |
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