広報あきたオンライン

2008年4月4日号

平成20年度予算

健康で安全安心に暮らせるまちづくり

　雪に強いまちづくり、防犯・交通安全体制、保健、消防・救急体制、介護保険など、子どもから高齢者までみんなが健康で安全安心に暮らせるよう、サービスを充実させます。自殺予防対策にも力を入れて取り組みます。

●雪に強いまちづくり
　早期除雪に努め、迅速かつ効率的な道路除排雪作業を実施します。除排雪機械を更新するほか、町内会などへ貸与する小型除雪機を購入します。また、老朽化した融雪設備の改修などを行います
…１０億１１２４万円
●子どもの安全確保の意識啓発
　子どもの安全に関わる内容のリーフレットを全戸配布し、意識啓発をはかります…２２３万円
●自殺予防対策
　新たに臨床心理士などによる心のケア相談を実施するなど相談体制を充実させ、地域での心の健康づくり活動を支援します。また、医療機関や民間団体などと自殺予防ネットワーク会議を開き、総合的な対策を進めます…３５０万円
●公共施設にＡＥＤ
　市立中学校22校に、突然死の原因である心室細動などに有効なAED(自動体外式除細動器)を配置します…３７０万円
●特定健康診査・特定保健指導
　これまでの基本健康診査が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健康診査に変わります。腹囲測定により内臓脂肪の蓄積状態を確認し、血糖、血圧、脂質の３項目の検査結果に応じて、保健師、栄養士による保健指導を行います…１億９１０７万円
●がん検診の受診率を向上
　各種検診の実施期間を延長し、働き盛りの年代へ個別通知を送るなど、受診率の向上をはかります
…１億８３６７万円
●消防救急体制を充実
　土崎消防署の化学消防ポンプ車と高規格救急自動車を更新するほか、高度救命用資機材などを整備します…１億１２９８万円