2008年6月6日号

上下水道局だより

上下水道の広場


平成20年度上下水道事業
予算のあらまし


いつでも快適な水環境のために

 上下水道事業は、みなさまからいただいている水道料金と下水道使用料をおもな収入として運営しています。
 安全な水を安定してお届けし、使った水を適切に処理して自然に返すという「水循環」の中で、良質なサービスを提供できるよう、平成20年度はさまざまな事業を予定しています。

仁井田浄水場
秋田市の主力浄水場。市民の約8割に飲み水を供給しています。
八橋下水道終末処理場
昭和45年に処理を開始。快適で住みよい街を支えています。

平成20年度のおもな事業


水道事業
安定給水確保のために

(1)災害に強く、より安定的な水道水の供給をめざし、「配水管網のブロック化」を推進します

◆配水管網のブロック化…市内に毛細血管のように埋設されている配水管網を、配水管の交換や新設、バルブの設置などにより、いくつかのブロックに区切ることで、水圧や水量など配水状況をブロックごとに把握することができます。また、漏水場所の迅速な復旧や断水範囲を最小にすることも可能になります。

(2)老朽化した配水管の更新や、配水管未整備地区の解消に努めます

(3)雄和地域に安全な水を安定的に供給するため、送配水管を整備します

下水道事業
生活環境改善のために

(1)衛生的な生活を送るため、トイレや台所などからの生活排水を処理場まで送る「汚水管」や、雨水による浸水を防ぐための「雨水管」を整備します

(2)雨天時に未処理の汚水が河川などに排出されている合流区域において、「合流式下水道緊急改善計画」に基づき、水質保全や公衆衛生の確保をはかります

(3)ポンプ場や処理場などの老朽化した設備を更新します

上下水道Q&A

 このコーナーでは上下水道局へ多く寄せられる質問をご紹介します。
 今回は、「検針時、使用水量が大幅に増えていて漏水の可能性があるとき」のお知らせについてご紹介します。

質問

検針のときに、いつもより使用水量が多かった場合、どのようにお知らせしているのですか? また、お知らせする基準を教えてください。

答え

下記の基準に基づき、検針員が直接、または「水道使用料・料金等のお知らせ」票の通信欄でお知らせします。なお、宅地内の水道管などの給水装置は、お客さまに維持・管理していただくことになっています。


●お知らせする基準

検針時の使用水量が前回および前々回の平均使用水量の1.4倍を超えた場合のほか、昨年同期と一昨年同期の平均使用水量との比較も行い、お知らせしています。下記の事例をご参照ください。

事例 Aさん宅(前回と前々回を比較対象にした場合)

検 針 月
使用水量
20年6月分(今回使用水量) 60立方m
20年4月分(前回使用水量) 40立方m
20年2月分(前々回使用水量) 38立方m
※検針は2か月に1回行っています。
Aさん宅の2月分と4月分の平均使用水量を1.4倍にすると、54.6立方mになります。
 
計算式
(38立方m+40立方m)÷2回
× 1.4倍 = 54.6立方m

平均使用水量

6月分の使用水量は60立方mで、54.6立方mを超えていることから、
お知らせの対象となります。

◆漏水を早く発見するために、ご家庭でも水道メーターの点検をお願いします。また、漏水が判明したときは、早めに修理しましょう(漏水などの修理費用はお客さまの負担となります)。水道メーターの点検方法は、上下水道局のホームページでご覧になれます。http://www.city.akita.akita.jp/city/ws/

問い合わせ
お客様センターtel(823)8431

●お知らせコーナー●


漏水調査にご協力を

 上下水道局では、6月上旬から10月下旬まで、左記の地区で道路や宅地内の水道管の漏水調査を行います。宅地内の調査のため、調査委託会社の調査員がご家庭に伺った際は、ご協力をお願いします。なお、不在の場合でも水道メーターを調査させていただきますのでご了承ください。
<調査地区>
外旭川、泉、濁川、添川、柳田、山内、手形、旭川、新藤田、八橋、将軍野南、土崎港南、寺内、川尻、山王、中通、東通、広面、八橋南、桜、桜台、下北手、楢山、新屋、横森、桜ガ丘、大平台、山手台、上北手、牛島、仁井田、大住、浜田、豊岩、四ツ小屋、御野場、御所野、河辺豊成、畑谷、松渕、戸島、神内、北野田高屋字小高・前田、和田字式田・式田下袋
<調査委託会社>フジ地中情報?東北支店
※調査地区の一部で、今年度の調査対象外となる町内があります。
※この調査で費用を請求することはありません。
※調査員は秋田市上下水道局発行の身分証明書を携帯しています。
●問い合わせ 維持管理課水道漏水防止係tel(823)8433

安全で良質な水道水をお届けします

 上下水道局では、水道法に基づき、毎年度「水質検査計画」を策定し、適切に水質検査を行っています。
 平成19年度は、給水栓(じゃ口など)と水道施設を合わせて市内75か所で検査を行った結果、すべての地点で水質基準に適合していました。水質検査の詳細は7月上旬に公表する予定です。
 なお、平成20年度水質検査計画は、上下水道局ホームページ、各お客様センター(川尻庁舎1階・河辺お客様センター・雄和お客様センター)、市民相談室の窓口でご覧いただけます。
●問い合わせ 水質管理センター
tel(828)1451

給水装置や排水設備の工事の際は届け出を

 水道の引き込みなど宅地内の給水装置の工事や、トイレ・雑排水の下水道管接続などの排水設備の工事を行う場合は、上下水道局に届け出が必要です。また、いずれの場合も指定工事業者でなければ工事をすることができません。
●問い合わせ 給排水課
tel(823)8432

水道・下水道についてのご相談・お問い合わせは、
上下水道局お客様センターへ。tel(823)8431

「上下水道の広場」では、みなさまからのご意見・ご感想・ご質問などをお待ちしています。
宛先/〒010-0945川尻みよし町14-8 上下水道局総務課企画情報係tel(823)8434 ファクス(824)7414
Eメール ro-wtmn@city.akita.akita.jp
上下水道局ホームページでは、水道と下水道に関するさまざまな情報をご覧になれますので、ご利用ください。
http://www.city.akita.akita.jp/city/ws/


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