2008年6月20日号

<保存版>特定健康診査・特定保健指導

あなたの生活習慣は大丈夫?
特定健診を受けよう


 今年度からスタートする「特定健康診査・特定保健指導」。これまで事業主が行っていた定期健康診断や、市が行っていた基本健康診査にかわって、各医療保険者(国民健康保険、政府管掌保険、各種組合保険など)が実施します。


内臓脂肪症候群(メタボ)に注目した特定健診・保健指導

 国の医療制度改革により、今年度から新しい生活習慣病予防対策である「特定健康診査(特定健診)」「特定保健指導」を実施します。
 医療費の多くを占める生活習慣病。その要因にメタボリックシンドローム(※)が大きく影響していることが近年明らかになってきました。そのため、メタボリックシンドロームを予防できれば生活習慣病になりにくくなり、結果的に医療費を減らすことができます。
 特定健診では、受診するかた全員のメタボリックシンドロームの度合いを確認します。そして、一人ひとりの状態にあわせ、生活習慣病にならないための健康アドバイス(特定保健指導)をし、みなさんの健康づくりを応援します。
※メタボリックシンドローム(メタボ)…内臓脂肪の蓄積によって、動脈硬化の危険因子である「高血糖、高血圧、脂質異常」を併せ持っている状態のこと。


対象

●40歳〜74歳のかた
 特定健診(65歳以上のかたは生活機能評価も。14ページ参照)を受けてください。国保のかたは市の健診課から、それ以外のかたは加入している医療保険者から、案内が届きます。
●75歳以上のかた
 市が実施する後期高齢者健康診査(健診内容は特定健診と同じ)と生活機能評価(14ページ参照)を受けてください。市の健診課から案内が届きます。なお、生活習慣病で受診・服薬中のかたは対象になりません。
●40歳以上で生活保護世帯のかた
 ケースワーカーにお話しください。生活習慣病で受診・服薬中のかたは対象になりません。

※国保に加入しているかた、75歳以上のかた、生活保護世帯のかたの受診は無料です。それ以外のかたは加入している医療保険者へお問い合わせください。
問い合わせ
国保・高齢・介護健診課tel(866)8903


特定健診・保健指導の流れ

 実施時期・内容は、加入している医療保険によって若干の違いがあります。詳しくは各医療保険者へお問い合わせください。
国保・高齢・介護健診課tel(866)8903



65歳以上のかたは健診と一緒に

生活機能評価の受診を


 65歳以上のかたで、要支援・要介護認定を受けていないかたは、健診と合わせて、介護保険制度の生活機能評価を受けることができます(無料)。国保以外の65歳〜74歳のかたで受診を希望する場合は、国保・高齢・介護健診課へご連絡ください。tel(866)8903


生活機能評価で介護予防の必要性を判定

 高齢者の健康な暮らしには、生活習慣病の予防、そして心身の機能をできるだけ落とさないことが大切です。
 そこで、65歳以上のかたには健診とあわせて生活機能評価を行い、今後、心身の機能が低下し、介護が必要となるかどうか判定します。
 「特定高齢者」に選定されたかたは、介護が必要になるおそれがあるかたです。心身の機能の低下を防ぐ介護予防事業への参加をおすすめします。


チェックリストに記入してから特定健診へ

 対象となるかたには、健診の受診券と一緒に「基本チェックリスト」をお送りします。あらかじめリストに記入し、健診会場にお持ちください。


特定高齢者のかたは介護予防事業を

「特定高齢者」に選定されたかたは、お近くの地域包括支援センターが行う介護予防事業への参加をおすすめします。希望するかたには、同センターが「介護予防サービス・支援計画書」を作成し、それに沿った各プログラムを受けることができます。 


通所型介護予防事業

 デイサービスセンターで左記のプログラムを実施し、身体機能の向上をめざします。利用料は1回300円。
(1)運動機能の向上(有酸素運動、ストレッチなど)
(2)栄養改善(栄養相談、栄養教育)
(3)口腔機能の向上(食べかた・飲みかたの訓練など)


訪問型介護予防事業

 通所型介護予防事業への参加が困難で、閉じこもり・認知症・うつなどのおそれがあるかたが対象です。保健師などが自宅を訪問し、そのかたに必要な相談や指導を行います。無料。



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