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2008年11月7日号 |
119番通報! |
<火災><救急> |
11月9日は「119番の日」です。
電話するときの注意点は? 火災を防ぐには? 「119番」をあらためて考えてみましょう。 |
<電話>
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電話で通報するときは、次の情報を正確に伝えてください。 火災…(1)場所はどこか(2)場所の目安になる目標物(3)火災の状況(4)通報者の氏名と電話番号 救急…(1)急病か事故か(2)救急車が必要な場所(3)病気、けがの様子(4)患者の年齢、性別 <携帯電話、IP電話のときは> 携帯電話から通報するときは、通報者の場所を確認するため、住所や現場の状況を詳しく説明してください。また、車を運転中のかたは、必ず安全な場所に停車してから通報するようお願いします。電波状況が悪いときは、一般電話や公衆電話を使用してください。 電話番号が「050」で始まるIP電話からは、119番通報ができない場合があります。携帯電話から通報するか、消防本部指令課へ電話してください。tel(823)4265 <火災・災害情報は「消防テレホンガイド」へ> 119番は、火災の問い合わせはできません。火災など災害情報の問い合わせは、「消防テレホンガイド」へ。 tel0180ー99ー1191 ※NTTひかり電話からは… tel(823)5377 |
<火災>
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今年は昨年と比べ、火災が多く発生しています。9月末現在の火災発生件数は110件。昨年同時期の83件に対し、大幅に増加しています。火災が発生したときは、落ち着いて119番通報することはもちろんですが、まずは火災を起こさないよう気をつけましょう。
<火災の発生を防ごう> 火災はちょっとした不注意や気の緩みから発生します。暖房や料理など、火の扱いに十分注意しましょう。 ●ストーブの近くに、燃えやすい物を置かない ●揚げ物をする時は、その場を離れない ●寝たばこは絶対しない また、最近は、放火による火災も増えています。家の周りに燃えやすい物を置かないようにしたり、暗い場所など建物の死角をなくしたりすることが、放火を防ぐ有効な手段です。 <住宅用火災警報器の早期設置を> 火災警報器は、煙を感知し、音や光で火災の発生を知らせてくれます。 消防法の改正により、すべての既存住宅に、平成23年5月31日までに住宅用火災警報器を取り付けることが義務づけられました。 住宅用火災警報器は、消防設備の販売店やホームセンターで購入できるほか、町内会など地域単位で共同購入すると安く買うことができます。 ※悪質な訪問販売にご注意ください <ストーブを使うときの注意点> これから寒い冬を迎えます。ストーブを使うときは、次のことに注意しましょう。 ●使用前に、必ず清掃や点検をする ●ストーブの上に洗濯物を干さない ●給油は必ず火を消してから ●ストーブの近くでスプレー、シン ナーなど引火性のものを使わない |
<救急>
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緊急性がないのに、119番通報で救急車を呼ぶケースが増えています。1分1秒を争う救急活動。本当に救急車を必要とする現場へ少しでも早く到着することが何より重要です。「虫歯が痛い」「飲み過ぎて二日酔い」など、緊急性がないときは救急車を利用しないようご協力をお願いします。 また、病院への通院や入院などに救急車を利用することはできません。移動に手助けが必要な場合は、タクシー会社などの民間搬送車や福祉タクシーをご利用ください。 <救急車は緊急自動車です> よく、「サイレンを鳴らさずに来てほしい」と言うかたがいます。救急車や消防車は緊急自動車ですので、赤色灯をつけ、サイレンを鳴らして緊急走行するよう法律で義務づけられています。迅速で安全な走行には不可欠ですので、ご理解をお願いします。 119番ー。この1本の電話から、消火活動、救急・救助活動が始まります。適切に利用することで、私たちの安全・安心を支えてくれます。 ■消防本部指令課tel(823)4265 ■消防本部予防課tel(823)4247 |
ちょっとアドバイス |
◆市消防本部指令課 仙北屋善明消防士長 119番に電話するときは、「慌てず」「落ち着いて」そして「ゆっくりと」。私たちが応対しますので安心してお話ください。 ◆秋田消防署警防担当 奥山和貴子消防士 冬場は、特に暖房器具の取り扱いに気をつけてください。また、住宅用火災警報器の早期設置をお願いします。 |
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