2009年1月16日号

優秀農家表彰

　高い技術と優れた経営能力で地域農業の担い手として確かな実績をあげている優秀農家のみなさん。
　受賞おめでとうございます。

最優秀賞《自立専業経営体部門》
鎌田重憲さん(柳田)

　水稲・転作大豆・施設野菜による複合経営。平成19年に共同営農集団「ＫＳファーム」を立ち上げ、次世代へ農地と農業を継承するため活動しています。
鎌田さん…農業は仲間が増えて楽しいです。手伝ってくれるので助かりますし、励みになります。夢は、仲間と一緒に直売所を作ること。いろんな野菜を作って、みなさんに食べてもらいたいですね。

優秀賞
《農業個人部門・男性の部》奈良金一さん(金足)

　水稲・転作大豆・施設野菜による複合経営。ＪＡと連携し、県中央部で唯一の飼料米栽培展示圃に取り組み、研究に努めています。低コスト・省力化に取り組みつつ、品質・収量も安定しています。
奈良さん…農業で地域を活性化できればいいですね。ニワトリよりも早起きして大変ですが、好きだからやって来れたのだと思います。これからも頑張りますよ。

優秀賞
《農業個人部門・女性の部》佐々木正子さん

　農家に嫁いで、初めて農業に触れ、きゅうり、大根、ピーマンを中心に彩菜館(泉)へ出品しています。近くの小学校でトマトの植え方を教えるなど、母親の目線で食育にも熱心に取り組んでいます。
佐々木さん…米や野菜を作るのは新鮮で楽しく、夢中でやってきました。毎日が勉強です。自分で作った物をいつでも食べられるのがうれしいですね。

優秀賞《農業地域活性化部門》
農事組合法人　種沢ファーム(雄和)

　常温除湿方式のライスセンターや高規格農業機械を導入し、作業のシステム化をはかりながら、低コスト・省力化を実現。地域の女性や高齢者を雇用するなど、地域の活性化に大きく貢献しています。
代表の伊藤さん…経験を基に、一生懸命やってきただけです。これからも、安定した雇用を確保し、安定した作物の供給に努めていきたいです