2009年3月6日号 |
健康のはなし |
〜新型インフルエンザ編 |
予防と備えを万全に |
現在は発生なし。
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新型インフルエンザは、動物、特に鳥類のインフルエンザが人に感染し、そのウイルスが、(1)人の体内で増殖できるようになる(2)効率よく人から人へ感染できるようになる、という変化を起こし、それが人に感染して起こる疾患です。 ほとんどの人がこのウイルスに対する免疫を持っていないため、もし、発生すると容易に人から人へ感染し、大規模な健康被害が予想されます。また、世界的な大流行(パンデミック)に伴う社会的影響も懸念されます。 現時点で新型インフルエンザの発生は確認されていませんが、過去には4つの大流行がありました。 <過去の大流行> ▼1918(大正7)年 「スペインインフルエンザ(スペインかぜ)」 *5億人が感染、4千万人以上が死亡したといわれています。 ▼1957年「アジアインフルエンザ」 ▼1968年「香港インフルエンザ」 ▼1977年「ソ連インフルエンザ」 |
予防に努めよう! |
予防を心がけた日常生活を送ることで感染を未然に防ぎましょう。また、生活習慣を見直し、抵抗力をつけておくことも大切です。次のことを実践しましょう。 ●人込みを避け、外出時はマスクを着用しましょう ●外出後はせっけんを使い、流水で手を洗いましょう。うがいも忘れずに ●室内の湿度を50パーセント〜60パーセントに保つ ●日ごろから十分な休養をとり、バランスがとれた栄養摂取を ●たばこを吸う人は禁煙する ●咳エチケットを守る! (次の(1)〜(3)) (1)くしゃみや咳をするときは、ティッシュなどで口と鼻を覆って、周りの人から1メートル以上離れましょう (2)鼻汁や痰を含んだティッシュはフタ付きのごみ箱へ捨てましょう (3)マスクは説明書をよく読んで正しく使いましょう 市保健所健康管理課感染症・難病担当 tel(883)1180 |
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