2009年3月6日号

包括外部監査の結果報告

上下水道局を監査しました


 平成20年度の包括外部監査を実施した澤田祐治・公認会計士(写真)から、監査結果の報告がありました。
 包括外部監査は、秋田市の財務事務が適正に行われているかを市の組織に属さない独立した立場の監査人がチェックするものです。今回は、上下水道局の財務事務や事業の管理運営について監査が行われました。その中からいくつかの意見・指摘事項をお知らせします。
 上下水道局では、報告された内容を項目ごとに十分検討し、適切に対処していきます。

監査結果のおもな内容

・同規模の都市である富山市と対比すると、過剰人員についての処遇などの取り組みが不十分であると考える
・下水道使用料の誤徴収以後、検針・徴収などのシステム改善を行っているが、なお改良の余地があると考える
・老朽化している八橋終末処理場の今後のあり方について、その方向性を早期に取りまとめることが望まれる
・水道事業に余裕資金がある一方で下水道事業は一般会計から繰り入れが行われており、公費負担の見直しを、水道・下水道事業統合の相乗効果として検討することが必要と思われる
・固定資産の管理について、会計帳簿上の記録と個々の資産管理の整合性が乏しいなど全体的に信頼性が低いと見られることから、全面的な洗い直しが必要な状況にある


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