2009年4月3日号

今冬の道路除排雪


 今冬は、昨冬の6割程度の降雪量でしたが、天候の変化が激しく、気が抜けない冬でした。急な降雪や気温の変化に対応した除排雪が今後の課題です。

除排雪経費は10億円超

 降雪量は昨冬より少なかったものの、除排雪経費は昨年度より約2千3百万円増えて、約10億5千万円となりました(3月18日現在)。
 湿った雪が短時間に降り積もり、この水分を含んだ大量の雪を処理するため、日中に引き続き夜間も作業を行いました。さらに、季節はずれの降雨や急激な気温上昇によって路面状況が悪化したため、通常の除雪作業に加え、わだち除去や交差点の雪山除去など、除排雪一体作業も行いました。その結果多くの時間を要し、昨年度より経費がかかりました。
 このような急激な天候の変化に伴う作業は過去にはあまりなかったことです。こうした天候の変化にも対応することが今後の課題です。

市民協働の除排雪を実施

 12町内に小型除雪機械を貸し出し、幅が狭い生活道路などを地域のみなさんに除雪してもらいました。必要な時、すぐに除雪できたほか、地域の絆づくりのきっかけにもなりました。
●問い合わせ
秋田市道路除排雪対策本部
tel(864)3643


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