※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2009年12月18日号

本を待っているみんなのもとへ

4代目イソップ号が出発!


 移動図書館・イソップ号。図書館から離れた地域にお住まいのかたなど、図書館を直接利用できないかたのため、昭和47年から住宅地などを中心に本をたくさん積んで巡回しています。昭和55年には2代目、平成4年には3代目の車両に生まれ変わり、今年11月、4代目のイソップ号が誕生しました。
 11月26日、市役所本庁舎前で行われた新車両のお披露目式では、渡部大和さん(戸米川小5年)が「来年から、戸米川小学校にもイソップ号が学校巡回で来てくれると聞いて今からワクワクしています。イソップ号は、すてきな本の世界を届けてくれる夢がいっぱい詰まった車です」とお祝いの言葉を発表してくれました。
 新しいイソップ号は、車内も広くなり、屋根には収納式のテントが付いて雨の日でも安心して本を選べます。絵本や紙芝居のほか、雑誌や文芸書など新しい本を中心に、これまでのイソップ号より500冊多い約2千500冊を載せています。
 イソップ号の巡回場所は市内41か所(3ページの表を参照)です。近くに来たときはぜひご利用ください。



明るく楽しい色で

イソップ号の外装をデザインしてくれた加賀谷奏子さん(武蔵野美術大学3年・秋田公立美術工芸短大卒)
 幅広い年齢のかたに親しんでもらえるよう、明るく楽しげな色を使いました。“本の実がなる「ほんの木」のまわりに人々が集まり、読書をし、やがて読んだ本が話のタネになる”という物語をデザインに込めました。

イソップ号。大好きです!

◆加藤伊織さん(寺内小2年。寺内児童センター前の巡回を利用)
 本が大好きで毎日読書をしています。新しいイソップ号は外観もかわいい感じで、車の中も本のいい匂いでいっぱい。お母さんにインターネットで予約してもらったので、読みたかった本をすぐに借りることができてよかったです。

◆伊藤寅四郎さん(御所野。御所野ニュータウンの巡回を利用)
 毎回欠かさず来ています。よく来る人とは顔なじみなんですよ。新しいイソップ号は乗り降りがしやすいですね。私は時代小説が好きなので、新しい本がもっと増えるとうれしいです。これからもどんどん利用します!

イソップ号の巡回日程(12月〜3月)


巡回場所が変わりました(表の※印部分)
広面樋口→コーエン広面(広面字樋ノ沖9 2号棟前)
御野場病院→御野場地域センター(御野場一丁目5-1)
秋田サティ→秋田まるごと市場(卸町二丁目2-7)

本を借りるには

 本を借りるには秋田市立図書館の「図書館利用カード」が必要です。カードはイソップ号のほか、中央図書館明徳館、土崎図書館、新屋図書館、雄和図書館、中央図書館明徳館河辺分館(せせらぎライブラリー)で使うことができます。
 5冊までの本を次の巡回日まで借りることができ、また、イソップ号で借りた本を図書館に返したり、図書館で借りた本をイソップ号に返したりすることもできます。

新しくカードを作るときカードをなくしたとき

 名前と住所を確認できる身分証明証や学生証などを持って、市立図書館かイソップ号で手続きしてください。また、カードをお持ちのかたで住所や電話番号が変わったときもお知らせください。

読みたい本は
予約するのが便利

 借りたい本が貸し出し中のときやイソップ号にないときは、「予約・リクエストカード」で予約することができます。
 また、パソコンや携帯電話を使って、市立図書館の本を探したり、予約したりすることもできます。詳しくはホームページをご覧ください。
パソコン用アドレス
http://www.lib.city.akita.akita.jp/
携帯電話用アドレス
http://www.city.akita.akita.jp
/i/ed/ml/c_5/1.htm

問い合わせ
中央図書館明徳館
tel(832)9220


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