※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2010年1月1日号

弾んでる
スポーツ人集合!


 スポーツに打ち込む人たち。生き生きとした表情に私たちまで元気になります。スポーツっていいですね。みなさんも今年はスポーツで弾んでみませんか。

平成19年の秋田わか杉国体の開催を機に、市民が生涯にわたりスポーツを通じて健全な心身を育て、健康で明るく活力ある秋田市をめざすため、平成20年12月19日、秋田市議会で「はずむスポーツ都市宣言」が決議されました。

秋田発。世界へ

秋田ジュニアフェンサーズ
 安部克啓さん(仁井田小6年)
 高橋優月さん(外旭川小6年)
 2人の目下の目標は2月にパリで行われるマラソンフルーレ杯。世界の強豪が集まる大会です。「初めての海外試合。いろんな国の選手と戦ってみたい」と安部さん。高橋さんも「相手がどんな技を使ってくるか楽しみ」と今から練習に余念がありません。昨年の全国大会では2人とも見事3位に入賞。フランスでの活躍も期待できそうです。
 安部さんの夢は、ずばり「オリンピックで金メダル」。そして「海外のいろんな大会で活躍したい」と話す高橋さん。秋田から世界へ。マスク越しに見えた2人の真剣なまなざしは、確実に“世界”をとらえています。

練習でも真剣勝負!(安部さん(右)と高橋さん)

フレンドリーな秋田が大好き!

秋田ノーザンブレッツ
ティウアナ・タカプさん(28歳・トンガ出身)
「とにかく寒かった…」。秋田に来たときの第一印象をそう語るティウアナ・タカプさんは南太平洋の島群からなるトンガ王国出身です。立正大学ラグビー部でプレーした後、平成20年から秋田ノーザンブレッツに所属。昨シーズンはナンバーエイトとしてオールラウンドなプレーで活躍しました。
「秋田は寒いけど、周りは気軽に話せる温かい人が多いです。海が近いし自然が豊かなところも好きです」と秋田の魅力を語ります。「秋田のファンのためにも、今年はひとつでも多くトライを決め、チームの勝利に貢献したい」と力強い意気込みを見せてくれました。

ふだんは(医)久幸会で老人介護・医療関係の仕事をしています

明日へスタートダッシュ!

秋田県立聾学校陸上部 小松彩香さん(高等部2年)
 小松さんが陸上を始めたのは高等部に入ってから。同じ400メートル走の選手だった遠藤葵先生の指導でみるみる力をつけました。「陸上を始めて他の高校にも友達ができ、積極的に自分をアピールできるようになりました」と話します。
 昨年10月に京都で開催された全国聾学校陸上競技大会400メートル走では1分4秒32という大会新記録のタイムを出しながら100分の1秒差で惜しくも2位。悔しい結果に「自分を応援し、温かく見守ってくれる人たちのためにも頑張って今年こそ優勝したいです」と、新年の目標に向かってスタートダッシュ!

小松さん(中央)が信頼を寄せる陸上部顧問の遠藤先生(左)と黒澤先生。小松さんをあたたかく見守ります

卓球は生きがいです

ラージボール卓球
 長澤善二さん(74歳・楢山)
 小林恒子さん(70歳・外旭川)
 昨年6月の全国ラージボール卓球大会の混合ダブルス140歳以上Bクラスで見事優勝した長澤さんと小林さんは、平成20年の秋からペアを組んでいろいろな大会に出場してきました。「長澤さんは試合中も励ましてくれ、ほめてくれます。お互いに信頼し合える関係です」と小林さん。長澤さんは「中学校の教師をしているときに卓球部の顧問をしていて、退職後、ラージボール卓球を始めました。小林さんは最高のパートナー。卓球のおかげで毎日楽しい! 生きがいですね」と話します。
 今後の2人の目標は、健康で好きな卓球の大会に出場し続けること。2人には元気でエネルギッシュな力がみなぎっています。

ダブルスは信頼関係が大切

2010年、
秋田が本拠地のプロスポーツチームが始動します!

みんなで応援しよう!


一緒に戦おう!

ブラウブリッツ秋田
 監督 横山博敏さん

 Jリーグでの選手生活で感じたのはプロチームが地域に与える力、そして地域のみなさんからチームがもらう力、その2つの力がとても大きいことです。その経験を選手や周囲の人たちに伝えたいですね。
 ブラウブリッツはJリーグ加盟をめざしています。秋田で初の試みですからうまくいかないことが多いと思いますが、みなさんの理解とサポートが得られたらうれしいです。
 ブラウブリッツは秋田のみなさんのチームなんだ、と思ってもらえるよう頑張ります。

母体となるTDKサッカー部
横山博敏さん…鹿児島県出身。Jリーグで8年間プレー。平成18年にTDKに移籍し、アマチュア最高峰のリーグ"JFL"への昇格に貢献しました。平成21年12月、ブラウブリッツ秋田の初代監督に就任。

スポーツで秋田を元気に

秋田プロバスケットボールクラブ(株)
 代表取締役社長 水野勇気さん

 スポーツには人の心を一つにする力があると思います。秋田の長い冬にプロバスケという新しい楽しみができることで、家族や友だち、初対面の人とも共通の話題で盛り上がってくれるといいですね。プロスポーツチームができることで、自然豊かで人が温かい秋田を、もっと元気に、そして子どもたちに夢を与えられたらと思っています。
 ゼロからのスタートだからこそ、地元秋田のみなさんと一緒にチームを育てていけたらうれしいです。

bjリーグ(プロバスケリーグ)の試合
水野勇気さん…東京都出身。国際教養大学を卒業後、平成21年1月に秋田プロバスケットボールクラブ(株)を設立。現在、同社の代表取締役社長。クラブのチーム名は「秋田ノーザンハピネッツ」。



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