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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2010年3月19日号
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赤平小と金足東小が3月閉校 |
小さな学校の思い出 |
3月いっぱいで閉校する赤平小学校と金足東小学校。山あいの小さな学校は、卒業生はもちろん、地域のみなさんにも大きな、そしてあたたかい思い出を残してくれました。
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写真 右上/赤平小と河辺小の交流授業 右下/菅原正人さん(赤平小で) 左上/斉藤雅人さん(金足東小で) 左下/金足東小と下新城小の交流授業
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赤平小学校 |
4月から河辺小学校と統合する赤平小学校。子どもたち21人は赤平での思い出を胸に、春から新しい生活を始めます。 |
「新たなスタートに」
赤平小学校閉校記念事業実行委員会委員長 菅原正人さん 赤平小学校には語り切れないほどたくさんの思い出があります。まきストーブに弁当を乗せて温めた時のにおい、運動会のために大張野までみんなで歩いて行ったこと、新しい校舎に移ったこと、友だちと缶けりやパッチ(めんこ)、ビー玉で遊んだこと、まだ動物園があったころの千秋公園に遠足に行ったこと…。 赤平小学校は、学校とPTA、地域が一体となって守り支えてきました。昭和48年の豪雪時の雪かきも、運動会前のグラウンド整備も地域が協力して行いました。地域の中にとけ込んだ学校がなくなり、子どもたちの声が聞こえなくなるのはとても寂しいです。しかし、これを新たなスタートとして地域を盛り上げていかなければと思っています。 春から河辺小学校へ通う子どもたちには、赤平小学校にいた時の気持ちを忘れないで、校歌にもある「はつらつ進む若鮎」のように元気に育ってほしいですね。 |
赤平小学校134年の歩み |
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金足東小学校 |
金足東小学校は4月から下新城小学校と統合します。現在の児童数は12人。4月6日の始業式からスクールバスで通います。 |
「感謝の気持ちを忘れずに」
金足東小学校閉校事業実行委員 斉藤雅人さん 祖父、父、自分、そして私の子どもたちも金足東小学校に通っていました。母校がなくなってしまうのは本当に寂しいです。 学校の周りは、田んぼや山、沼など自然に囲まれています。子どものころ、近くの沼で釣りをしたこと、学校裏の山でスキーをしたこと、黒川油田の近くの広場までみんなでなべっこ遠足に行ったことなどを懐かしく思い出します。先生が勉強を丁寧に教えてくれたり、上級生が下級生のめんどうを見たり、少人数の学校ならではの良い面もたくさんありました。 金足東小学校は地域とのつながりがとても強い学校で、いろいろなかたが学校とともに歩んできました。私も卒業してからスポーツ少年団で子どもたちと一緒に剣道をしています。また、PTAとしても学校と一緒になって頑張ってきました。 春から下新城小学校へ行く子どもたちには、今まで支えてくれた地域の人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、また、これから出会う人たちへの感謝も忘れずに、どんなことにも頑張ってほしいです。 |
金足東小学校135年の歩み |
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赤平小学校は134年、金足東小学校は135年と、長い歴史を持つ両校。寂しい気持ちもありますが、こどもたちの新しい旅立ちを見守っていきましょう。 |
戸島保育所と河辺中央保育所が統合します |
戸島保育所は昭和53年4月に創立され、創立から今年で32年です。また、河辺中央保育所は昭和49年6月に創立、今年で36年になります。
この2つの保育所は園舎の老朽化などにより4月に統合し、現在、河辺総合福祉交流センターの隣に建設している定員150人の河辺保育所になります。 新しくできる大きな園舎で子どもたちが元気に遊び、のびのび育ってほしいですね。 |
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