※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2010年9月3日号

上下水道局だより

水道の広場


災害に備えましょう

 大きな地震などの災害は、水道・電気・ガスなどのライフラインに大きな被害を与えます。
 上下水道局では現在、水道施設の耐震化を計画的に進めていますが、大規模な地震が発生した直後は一時的に水道が止まる可能性があります。ご家庭でも、ふだんから災害への備えを心がけましょう。

飲料水などの確保

 生命を維持するために必要な水の量は、1人1日3リットルといわれています。断水になった場合、応急給水体制が整うまでは各ご家庭で水を確保しなければなりません。食料と同じように飲料水も清潔なペットボトルなどに備蓄するよう心がけましょう。汲み置いた水は3日に一度が入れ替えの目安です。
 また、お風呂の残り湯は流さずに貯めておくと消火用水やトイレの流し水として利用できます。

じゃ口を閉めて逃げる

 避難するときは火の始末と同時にじゃ口も閉じているか確認してください。じゃ口が開いたままになっていると水道が復旧したときに家の中が水浸しになってしまいます。

給水場所を確認しておこう

 上下水道局では、地震などにより断水した場合、避難施設へ給水バックなどにより応急給水を行います。避難施設は小・中学校、高校などです。自宅から一番近い避難施設を確認しておきましょう。避難施設は市ホームページ(秋田市防災コーナー)や市民便利帳などで確認できます。清潔なポリタンクなどを用意しておくと水の持ち運びに便利です。

●秋田市防災コーナー
http://www.city.akita.akita.jp/city/gn/ds/

停電でポンプが止まったら

 貯水槽方式のマンションやビルなどでは、停電の影響で水を送るためのポンプが停止することがあります。このような場合、ポンプの手前にあるじゃ口(応急給水栓)から給水することができますので、建物の管理人などに確認しておきましょう。

災害に強い水道整備を進めています

 上下水道局では被害を最小限に抑えるため、施設や水道管の耐震化や配水ブロック化(断水範囲を最小にし、漏水個所を迅速に復旧するため、毛細血管のように埋設されている配水管網をいくつかのブロックに区切ること)を進めています。

公共下水道へ
早期の接続をお願いします

●問い合わせ
給排水課普及指導係tel(823)8432
 ご自宅などで水洗化工事をする場合、助成金または無利子の融資あっせん制度を利用することができます。
 私たちの快適な生活を支える公共下水道への早期接続について、ご検討ください。なお、上下水道局職員が公共下水道へ未接続のご家庭を訪問して調査と接続のお願いをしています。ご協力をお願いします。

助成金(融資あっせん制度を利用しないかたが対象)

(1)くみ取りトイレの廃止 →どちらの場合も2万円
(2)浄化槽からの切り替え

無利子の融資あっせん

(1)くみ取りトイレの廃止 →50万円(限度額)
(2)浄化槽からの切り替え →25万円(限度額)

*県では「秋田県住宅リフォーム緊急支援事業」として、下水道への接続工事費の10 (上限20万円)を補助します。補助要件など詳しくは県のホームページをご覧になるか、秋田地域振興局建築課tel(860)3491へお問い合わせください。

水洗化アンケートにご協力をお願いします

 上下水道局では現在、「水洗化アンケート調査」を実施しています。これまで多数のかたにご回答いただき、ご協力ありがとうございました。貴重なご意見などは今後の事業運営の参考にさせていただきます。なお、アンケートは継続して実施しますので、調査票がご自宅などに届いた際はご協力をお願いします。

宅地内の漏水点検を定期的に行いましょう

 宅地内で漏水が発生すると、漏水した水量分の水道料金・下水道使用料は原則としてお客様の負担になります。定期的に漏水の点検をしましょう。
漏水の確認方法
(1)屋内・屋外のすべてのじゃ口を閉める
(2)水道メーターのパイロット部分が回転しているかどうか確認する
 じゃ口を閉めてもパイロットが回転している場合は漏水の可能性があります。回転していなくても「最近、水道料金が増えた」など、不安を感じたら上下水道局お客様センター計量係へお問い合わせください。tel(823)8431

カンちゃんの水道まめ知識

 水道水の味には「温度」と「残留塩素」が大きくかかわっています。水道水をよりおいしく飲むことができる手軽な方法を紹介します。
●冷やす
 冷蔵庫などで水道水を10℃〜15℃くらいに冷やして飲むとおいしく感じられます
●沸騰させる
 沸騰させてからフタをとり、3分〜5分間そのまま火にかけ続けます。冷ましてから冷蔵庫に入れてください
●汲み置きする
 鍋など、口が広いきれいな容器に入れて一晩ほど汲み置きすると、塩素がほどよく抜けておいしく飲むことができます
●茶葉などを入れてみる
 お茶の葉やレモン汁を2滴〜3滴入れると塩素臭が消え、ほんのりレモン風味でさわやかに飲むことができます
※塩素が抜けた水は細菌類の繁殖に注意して早めにお使いください


上下水道の広場」では、みなさまからのご意見、ご感想、ご質問などをお待ちしています。
あて先/〒010-0945川尻みよし町14-8 上下水道局総務課経営企画係
tel(823)8434 ファクス(824)7414
Eメール ro-wtmn@city.akita.akita.jp
上下水道局ホームページでは水道と下水道に関するさまざまな情報をご覧になれますのでご利用ください。
http://www.city.akita.akita.jp/city/ws/


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