※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。

2010年10月15日号

絆のエピソードが漫画になりました

　５月に募集した「絆のエピソード」に応募してくれた佐藤未羽さん(旭南小３年)の作品「友だちっていいな、大好きだよ」を、土崎出身の漫画家・倉田よしみさんが漫画にしてくれました。友だちとの絆を描いた心温まる作品です。

友だちっていいな、大好きだよ。
佐藤未羽さん(旭南小３年)

　私は小学３年生です。２年生のときに友だちからもらった手紙がうれしかったです。
　秋にじきゅう走大会があります。じきゅう走のれんしゅうでは２回１位になったので、本ばんでも１位になるために、お父さんとお母さん、弟と一緒に走るれんしゅうをしました。走ることは好きで楽しいです。新がたインフルエンザがはやって、私もじきゅう走大会の前に弟からうつってしまいました。雨の日が続いてじきゅう走大会が１日のびました。インフルエンザがなおって、学校に行った日がじきゅう走大会でした。インフルエンザでじきゅう走大会をわすれていました。走れると思っていたのに、少し走ったらすごくつかれて走れなくなりました。とちゅうで歩いてリタイアしました。ほけん室で少し休んだらよくなりました。１位になれなかったことはくやしかったけど、走れなかったことが１ばんくやしかったです。インフルエンザになりたくなかったなあと思いました。
　次の日友だちから手紙をもらいました。
「きのうのじきゅうそうはがんばったね。みうは１位だよ。みうはだうんしちゃったけどほんとうにがんばったね。さくらより」とかいてありました。うれしくてすぐにお母さんに見せると、お母さんはかんどうしていました。「いい友だちがいてよかったね。これはたからものになるね」といいました。手紙のへんじをかきましたが、わたすのがはずかしくてわたせませんでした。へんじにはこうかきました。「お手紙ありがとう。さっくもじきゅうそうがんばったね。さっくも１位だよ。これからもなかよくしようね。みうより」
　じきゅう走はざんねんだったけど大好きな友だちがいるからくやしくなくなりました。友だちっていいな、大好きだよ。って思いました。

倉田よしみさんからひとこと

　みうちゃんとさくらちゃんの心の様子がよく描かれていて、お互いの気持ちがわかりやすく、とてもよかったです。まんがにしやすい作品でした。

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