※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2012年1月20日号

人にも地球にもやさしいあきたをめざして

生ごみ減量実践中!


 市では昨年7月、家庭でコンポスターなどを使って生ごみの減量に取り組んでくれる「生ごみ減量モニター」を30人募集しました。
 今回はモニターになってくれた吉田修さんと豊島穣さんの?エコ生活?をちょっと拝見しました。環境都市推進課tel(866)2943

コンポスター

穴を掘った地面の上に底が空いた容器を設置します。土中の微生物の働きを利用して生ごみを堆肥にします。

「ごみを減らす」という意識が大切

減量モニター
吉田 修さん(土崎)
 市の事前説明会でコンポスターの上手な使い方や生ごみの発酵を促進させるEM菌の利用方法などを教えてもらい、とても参考になりました。生ごみを入れるときに注意しているのは水分をよく切ること。また、気になる夏場の臭いはEMぼかしを混ぜるなどして解消しました。
 生ごみを堆肥にすることでごみを出す回数が減ると励みになります。まずは「ごみを減らそう」という意識を持って始めてみることが大事ですね。がんばりすぎず、無理をしないことも長く続けるコツですよ。

バイオ式電気生ごみ処理機

 処理機内の微生物の働きを利用して生ごみを水と炭酸ガスに分解。分解後の残りは堆肥に利用できます。

めざすはごみ再利用=ごみ減量

減量モニター
豊島 穣さん(御所野)
 電気生ごみ処理機は機械が24時間生ごみをかき混ぜてくれるので手間がかからず、分解されるまでの時間が短いと思います。分解後の堆肥は家庭菜園で利用し、できた野菜はおいしくいただいています。野菜くずも処理機に入れて再利用!
 また、冬場は電気代節約のため、処理機をコンクリートブロックの上に乗せたり毛布をかけたりして処理機内の温度を下げないようにしています。
 モニターになることでごみ減量の意識が高くなり、紙ごみの分別なども積極的に行うようになりました。


 市では平成24年度から、コンポスターの購入に対する補助を予定しています。詳しくは、今後の広報あきたでお知らせします。

カーボン・オフセットに取り組んでみませんか

 カーボンは「炭素」、オフセットは「相殺」。カーボン・オフセットとは、森林の整備により吸収された二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を、排出権(オフセット・クレジット)として国が認証し、その排出権を企業などが購入することで地球温暖化防止や森林の整備などを進める取り組みです。

●カーボン・オフセットのしくみ

オフセット・クレジットを販売します

 市では、市有林の間伐などで国から認証されたオフセット・クレジットを温室効果ガス削減に努力している企業や団体などに販売します。購入方法など、詳しくは農地森林整備課へお問い合わせください。tel(866)2117
クレジット購入のメリット
・国に提出する温室効果ガス排出量の報告に活用できます。
・商品にカーボン・オフセットの認証ラベルを付けることで他の商品と差別化することができます。
・地球温暖化防止や森林保全につながり、企業のイメージアップに!

家庭系ごみ有料化制度説明会を開催

 有料になるごみの種類や出し方などを詳しく説明します。申し込みは不要です。直接会場へどうぞ。各会場とも駐車場が狭いので、なるべく公共交通機関をご利用ください。

※1日3回開催します
(1)午前10時〜 (2)午後2時〜 (3)午後7時〜

*上表以降の日程は、決まりしだい、広報あきたなどでお知らせします。
*町内会に出向いての説明会も開催します。詳しくは環境都市推進課へ。tel(866)2943

環境保全型の農業に補助します

 国では、地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動に取り組む農業者を支援しています。詳しくは、農業農村振興課へお問い合わせください。tel(866)2116
◆補助対象者…次の要件をすべて満たす農業者や集落営農など
 ●販売目的に主作物を生産し、エコファーマー認定を受けている
 ●農業環境規範に基づく点検を実施
◆対象となる取り組み…化学肥料・化学合成農薬を原則5割以上低減し、カバークロップの作付けやリビングマルチ、草木栽培、冬期湛水管理、有機農業などを行っている
補助額…10アール当たり5千円〜8千円


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