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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2012年6月15日号
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結核は現代の病気です。
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結核は昔の病気と思っていませんか?
全国では今でも1日に66人の新しい患者が発生し、6人が命を落としています。日本の結核罹患率は平成22年で約5千人に1人。この割合は他の先進諸国の数倍にあたることから、日本は「結核中進国」と位置づけられています。 現在、結核は、感染者の高齢化、働き盛り世代の発見の遅れ、若い世代の集団感染などが問題となっています。 秋田市では平成22年に、52人が結核と診断されました。 |
結核は治る病気 |
結核は、医師の指示どおりきちんと服薬することで治ります。治療の途中で薬をやめてしまうと、結核菌が薬の効かない耐性菌になることがあるので注意が必要です。
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結核の予防法 |
日ごろから健康的な食生活と十分な睡眠をとり、疲労をためないようにしましょう。さらに、年に一度は胸部X線検査を受診することをおすすめします。
また、抵抗力の弱い赤ちゃんは、結核に感染すると重症化しやすいといわれています。予防には、生後3〜6か月にBCG接種を受けることが有効です。 ![]() |
こんな時は病院へ |
結核は、結核菌によっておもに肺に炎症を起こす病気で、人から人にうつる慢性感染症です。初期症状はかぜとよく似ています。咳や痰が2週間以上続いたら、結核を疑って早めに受診してください。
また、人にうつさないため、咳が出るときはマスクをつけることを心がけましょう。 ●問い合わせ 健康管理課 tel(883)1180 |
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