※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2012年9月7日号

市長コラム

秋田市ホームページで市長の動向や記者会見の
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「市長ほっとコーナー」
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感動をくれた夏に感謝!

市長穂積 志

秋田市でロケを行った映画「遠くでずっとそばにいる」に出演する倉科カナさんと中野裕太さんが市役所を訪問しました(8月7日)
*撮影の様子は次号の広報でお知らせします。
 暑かった夏。ロンドン五輪での日本勢の活躍が光りました。選手のコメントがまたよくて、毎日のように胸を熱くしていました。
 競泳メドレーリレー銀メダルの入江陵介選手「8日間で27人のリレー」、松田丈志選手「(北島)康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」。絆、たすき、バトン…、いろいろな言葉で、チームや応援してくれた仲間、お世話になったかたがたに感謝の気持ちを表現していました。それまでの努力の積み重ねや達成感の結晶が言葉となって表れたのだと思います。こうした他者を思いやる心は人々の共感や感動を呼び起こしますし、ホスピタリティー(心からのおもてなし)の原点でもあります。
 そして何より、秋田市出身選手の大活躍もありました。28年ぶりのメダルとなる銅メダルに輝いた女子バレーの江畑幸子選手は、今や日本のエースアタッカーです。新体操フェアリージャパンの深瀬菜月選手は、団体で7位入賞を果たしました(2人の出場報告の様子は次号の広報でご紹介します)。
 また、高校野球では久々に秋田商業高校の校歌が甲子園に響きわたり、全国中学野球での将軍野中学校の活躍も見逃せませんでした。多くの感動を与えてくれたこの夏に、心からありがとうと言いたいです。
 最後に、竿燈に訪れた山本さんというかたからのお便りを下にご紹介します。私宛てでしたが、これは市民の皆さまに届いたものです。
 “ホスピタリティー”。内容を一言でいうとそういうことだと思います。行政はもちろん、市民一人ひとりのおもてなしもまた秋田市のイメージアップ・魅力づくりに、そして秋田市の元気にもつながるんだということをひしひしと感じさせてくれるお便りでした。

 初めて竿燈見物に参りました。角館、田沢湖など秋田の風景を堪能いたしました。春のさくらも、秋の紅葉も、雪で真っ白な秋田も機会を作ってでも訪れたいと思います。この度の秋田で接した暖かい人々のことを市長を通じて市民のみなさまに感謝とお礼を申しあげたくて書かせていただきました。
 夫の介護用品がなくなり、駅前にドラッグストアがあると聞き行きましたが求める商品がなく、そのお店の方がありそうなお店をメモに書いてそれを頼りにトピコ、フォンテの方へとつないでくださり無事買い求めることができました。今度はビルをどう出たらよいか分からずにいましたらお店の方が道を教えてくださったのです。集合時間も迫っており、とっさにタクシーに乗り込みキャッスルホテルに5時55分までにと伝えた所、なんとかなると車を進め無事着いたのですが、お支払いを運転手さんは「いいよいいよ」と受け取ってくれませんでした。何度かやりとりをしましたが結局無料で送っていただいたのです。
 相当混乱しておりましたが、本当に秋田の方々に親切にしていただいたので、その後の竿燈も心ゆくまで明るい気持ちで見させていただくことができ、感激とみなさまへの感謝の気持ちでいっぱいでございます。いまもその時のことを思い出すと涙が浮かんできます。どうぞ、市民のみなさまの暖かいお気持ち、ご親切に感謝し心からお礼を申し上げます、とお伝えくださいませ。
(一部省略)


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