※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2012年10月5日号

YES!健康

自分のため、大切な人のため
“健康な 今こそ受けよう がん検診”


10月は「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」

 現代は、日本人の2人に1人が“がん”になり、3人に1人は“がん”で亡くなる時代といわれています。秋田県はがんによる死亡率が全国1位…。決して他人事ではありません。がんによる痛みは本人だけでなく、家族はもちろん、周りのたくさんの人に影響を及ぼします。
 市ではがん検診をはじめ、骨粗しょう症検診、歯周疾患検診を行っています。定期的に受診して、いつまでもいきいき健康に過ごしましょう。
●問い合わせ
 秋田市保健所保健予防課 tel(883)1176・1177・1178

早期発見・早期治療を

 生活習慣や生活環境の影響が大きい“がん”。早期の自覚症状はほとんどないため、気がついたときにはすでに進行していることがあります。自覚症状が出る前に検診でがんが発見されたときは早期がんである場合が多く、胃がんのように9割以上が治るものもあります。早期であれば治療方法を選べ、精神的・身体的負担も軽くて済みます。

秋田市のがん検診

 定期的に検診を受けることは健康な毎日を送るための第一歩です。市では、職場などで受診の機会がない市民のかたを対象に、下表の検診を実施しています。医療機関や料金など詳しくは、「秋田市の健診ガイド」(広報あきた5月18日号と同時配布)をご覧になるか、保健予防課へお問い合わせください。

ポイント(1)

乳がん検診は期間の後半になると申し込みが集中し、受診できないことがありますので早めにお申し込みください。
 なお、秋田組合総合病院は受け付けを終了しました。あきた乳腺クリニックは受け付けを中止していますが、12月3日(月)から再開します。マンモグラフィ撮影と視触診検査を同日に行う場合は、次の医療機関へ直接お申し込みください。

■医療機関名?・電話…申し込み受付日時
■市立秋田総合病院(川元)tel(867)7489…平日の午後1時30分〜3時
■はしづめクリニック(山王)tel(883)3388…平日(水曜除く)の午前8時30分〜午後6時と、土曜日の午前8時30分〜午後5時
■あきた駅前内科外科クリニック(千秋)tel(837)6500…月曜〜土曜(水曜を除く)の診療時間内

<秋田市の健診ガイド>

健診ガイドは市役所、市保健所など市の施設、金融機関、コンビニエンスストアに置いています。また、市ホームページでもご覧いただけます。

ポイント(2)

胃がん・大腸がん・子宮頸がん・乳がん検診を無料で受診できるクーポン券を、今年度の対象者へ5月下旬に発送しています(がん検診ごとの対象者は広報あきた5月18日号16ページに掲載)。クーポン券は有効期限があり、来年度は使用できませんので早めにご利用ください。クーポン券をなくした場合は再発行します。詳しくは保健予防課へお問い合わせください。

■各種検診の概要

日曜健診の会場と実施日…会場は県総合保健事業団中央健診センター(川尻町字大川反の血液センター隣)。実施日は10月28日、11月11日、12月2日、来年1月20日、2月3日、3月3日です。受付時間は午前8時〜10時。

ポイント(3)
ドクターからアドバイス!

※0検診の対象者は2ページの表をご覧ください

●検診を受けて自分の骨をチェック!
 成田裕一郎先生(中通総合病院整形外科)
 骨粗しょう症は、骨の量が減少して骨の微細構造が弱くなり骨折しやすくなる病気です。加齢によって起こりますが、特に閉経後の女性は骨のカルシウム分が血液に溶け出すのを防いでくれる女性ホルモンが分泌されなくなるため、急激に進行することがあります。背骨(椎骨)や股、肩、肘、手首近くの骨が弱くなりやすく、軽い転倒でも骨折して手術が必要になることもあります。
 検診を受けて、ご自分の骨をチェックし、骨粗しょう症と診断されたかたは早めの治療をお勧めします。
*中通総合病院では骨粗しょう症検診を行っていません。ご了承ください。

●生涯自分の歯でおいしく食べよう
 神谷浩悦先生(神谷歯科医院)
 歯周病の初期は自覚症状がないまま進行します。症状が出るころには歯肉が腫れたり歯がグラグラして噛めなくなります。さらに悪化すると糖尿病、誤嚥性肺炎、心内膜炎など、全身疾患にも影響します。悪化する前に歯周疾患検診を受けることをお勧めします。
 歯周疾患検診は来年2月まで受診できます。対象になっているかたは、この機会を逃さず、歯周病の予防、早期発見・治療のため、ぜひ検診を受けましょう。

10月は健康づくり月間
標語入選作品が決定

全身に エンジンかける 朝ごはん
 最優秀作品・黒澤みのりさん

「栄養・食生活に関すること」をテーマにした標語を募集したところ、231点の応募をいただきました。選考の結果、下記のかたが入賞しました。おめでとうございます。

◆最優秀/黒澤みのりさん(桜小6年)
◆入 選/岡本愛那さん(桜小6年) 澤田茉奈さん(桜小6年) 伊藤隆夫さん(飯島) 田中久保さん(新屋)
●問い合わせ
  保健総務課 tel(883)1170


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