秋田市文化章・文化功績章

　秋田市文化章は芸術・学術・産業・経済・教育・スポーツなどの分野で市の文化振興に、秋田市文化功績章は市の文化行政に大きく貢献したかたに贈られます。表彰式は11月3日(土・祝日)午後4時から秋田キャッスルホテルで行います。
文化振興室tel(866)2246

●功績
　若者に対して秋田の芸能と文化(民謡、猿倉人形芝居、石井露月)の伝承活動を活発に行っています。露月の研究会を設立して研究・著作活動や講演などを行い、地域に根ざした活動で市の文化振興に貢献しました。

◇ひとこと…思いがけない受章で、大変うれしく思います。生誕140年を迎えた露月の後押しかもしれません。民俗芸能は若いかたに出会い伝承され、同時に若いかたは文化に誇りを持ちます。教育的な意義も大きい伝承活動の普及を、今後も続けていきます。

●功績
　秋田市の小・中学生に広く親しまている合唱曲「はばたけ秋田っ子」をはじめとして、各校からの依頼による作曲を数多く手がけるなど、作曲と演奏活動を通じて市の文化振興に貢献しました。

◇ひとこと…「歌って楽しい歌」をいつも考えて作曲してきました。「はばたけ秋田っ子」などは思った以上に子どもたちに親しまれており、長い間活動を続けてよかったです。これからは、秋田をＰＲできる大人の合唱曲も作っていきたいと考えています。

●功績
　秋田市民憲章のめざす「望ましいまちづくり、ひとづくり」のための運動を半世紀にわたり継続しています。緑化コンクール、全市一斉清掃、住民自治の充実など市民協働推進の要として文化行政に貢献しました。

◇ひとこと…次世代のために市民協働・都市内地域分権の発展と、安全で安心できる社会作りがますます重要になっています。市民憲章運動の原点に立ち返り、「明るく元気なまちづくり」のために市民一人ひとりが助け合い、こつこつと活動を続けることが大事です。