※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2013年2月15日号

各地で助け合いの雪かき

つらいときこそみんなで乗り切ろう


 自宅の雪かきだけでも大変な冬になりました。でも、そんな大雪にも負けず、みんなの力を合わせた除雪活動が市内各地で行われました。“つらいときこそみんなで乗り切る”。
あらためて地域の絆に感謝です。
*このページの記事は、平成25年2月1日17:00現在の記録です。

保戸野地区

 秋田工業高校硬式野球部のみなさんは、毎年、学校周辺の高齢者宅や道路を雪かきしています。近くに住む清水秋子さんは「今年の冬はもう3回目の除雪。本当にありがたいです」と、作業を温かく見守っていました。(1月22日)

旭南地区

 地元のラグビーチーム・秋田ノーザンブレッツの選手とスタッフ6人が、旭南一丁目A町内会の除雪活動を手伝いました。おもに、雪かきがままならない高齢者宅を回り、日ごろ鍛えたパワーと抜群のチームワークで手際よく敷地内を除雪しました。(1月26日)

寺内地区

 秋田市建設業協会青年会では、地域貢献活動の一環として高齢者宅の除排雪ボランティアを行っています。1月30日、この冬13回目となった出動でも、慣れた手さばきでスコップを操り、敷地内の雪をどんどん寄せていきました。

地域の絆で立ち向かう!


外旭川地区

 外旭川地区の市民憲章、各町内会・団体のみなさんが、外旭川小学校通学路の一斉除排雪を実施。スコップを手に集まった約400人は、除雪機械が入れない狭い歩道にずらりと並び、安全に歩ける道を確保するため約1.5キロにわたってきれいに雪かきしました。(1月27日)


千秋公園

 冬場でも訪れるかたが多い千秋公園。散策路や階段をこまめに雪かきしてくれているのは、ウェルビューいずみ障害福祉サービスセンターのみなさん。「お客さんが少しでも歩きやすくなれば」と、丁寧な作業を心がけています。(1月24日)

落雪・雪崩に注意!

寒気が緩んでも気は緩めずに!

 雨が降った後や気温が上昇したときは、屋根からの落雪や雪崩が発生しやすくなります。斜面の勾配が30度〜55度で樹木がなく地肌が露出しているところ、雪庇や吹きだまりができやすい斜面などは、雪崩の危険がありますのでご注意ください。
 雪崩の危険を感じたら、すぐに防災安全対策課へご連絡ください。

危ない!

屋根の雪・つららに注意

●雪や氷が落ちそうな軒下などを歩く人には、注意を促してください。軒下では子どもたちを絶対遊ばせないように!
●屋根からたくさんの雪が落ちたときは、人が巻き込まれていないかすぐ確かめましょう。雪の処理も速やかに!

雪崩の前兆現象

●クラックと呼ばれる積雪の亀裂が斜面に発生し、それが徐々に大きくなっているとき
●元からある積雪の上に、短期間で大量の雪が積もったとき

上新城地区の雪崩危険箇所

雪崩に関する問い合わせ
防災安全対策課tel(866)2021


除排雪ラストスパート!

引き続きご協力をお願いします

★問い合わせ
 秋田市道路豪雪対策本部tel(864)3643

 今冬は平年の5倍を超す積雪深を観測するなど、記録的な大雪となっています。市では1月12日に秋田市道路豪雪対策本部を設置して除排雪体制を強化していますが、断続的な降雪と低温のため除排雪に想定以上の時間を要しています。
 除排雪経費の当初予算は8億円でしたが、1月中に7億円の予算を3回追加し、現在29億円になっています。
 除排雪は、緊急輸送路に指定された道路やバス通りなどの幹線道路、学校の通学路を重点的に実施しています。生活道路は、職員がパトロールを実施し、視線をさえぎるように積まれた雪山がある交差点や、車が通行できなくなった道を優先して作業しています。
 今後気温が上がり、雪解けも進みます。円滑な除排雪作業のため、引き続き次の点にご協力をお願いします。

●道路除雪後に玄関先にできる雪のかたまりは各家で寄せてください
●路上駐車はしないでください
●宅地内の雪を道路に出さないでください


Copyright (C) 2013秋田県秋田市(Akita City , Akita , Japan)
All Rights Reserved.
webmaster@city.akita.akita.jp