※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2013年4月5日号

平成25年度

予算の概要


市民生活の充実と成長戦略の推進に力を入れます

 平成25年度の一般会計予算額は1173億4300万円で、24年度に比べて約3パーセント減少しました。これは、市長選が終わるまで一部の新規事業の計上を見送ったことなどによるものです。
 市では、子ども育成支援や防災、雇用対策など市民生活を守る事業と、成長戦略に位置づけた事業へ予算を重点配分するなど、選択と集中による財源の最適な配分に努めました。
財政課tel(866)2052

平成25年度一般会計予算額
1173億4300万円


歳入

秋田市に入ってくるお金

市税収入が4億円増

 市税は、地価の下落により固定資産税が減少するものの、雇用・所得環境の回復により個人市民税が増加するなど、前年度に比べて約4億円増える見込みです。
 市債(市の借金)は、土崎消防署本署の改築がほぼ完了したことなどで、約4億円減る見込みです。

歳出

秋田市のお金の使い道

投資的経費は大幅減

 扶助費は、障がい者保護費や保育所運営費の増などで、約7億円増える見込みです。
 人件費は、職員数の減や秋田公立美術大学の人件費を運営交付金として支出することなどで、前年度から約5億円減る見込みです。
 投資的経費は、土地開発公社が保有する土地の買い戻し費用の減や、土崎消防署本署の改築がほぼ完了したことなどで、約40億円減る見込みです。

●性質別歳出の内容

◆扶助費…生活保護費、福祉医療費、児童扶養手当など、おもに福祉や医療に支出する予算
◆公債費…市の借金を返済する予算
◆投資的経費…道路、公共施設建設など、将来市民の財産となるものに支出する予算
◆繰出金…特別会計に支出する予算
◆物件費…消耗品費、光熱水費、委託料などの予算
◆補助費等…補助金、報償金などの予算
◆その他…貸付金、積立金などの予算

特別会計・企業会計

 秋田市には、特定の事業の収入を直接その支出に充てるため一般会計と区別した特別会計が11あります。また、市立病院と上下水道、農業集落排水事業も一般会計から切り離され、独立採算方式の企業会計となっています。

人にも地球にもやさしいあきたをめざして

 市では、昨年7月から家庭系ごみを有料化し、家庭用のごみ袋には1リットル当たり1円の処理手数料を加算しています。「人にも地球にもやさしいあきた」の実現のため、平成24年度の処理手数料4億円は、次の事業に活用します。
環境都市推進課tel(863)6632

<ごみ処理手数料のおもな使い道>
◆一般廃棄物処理施設の整備基金積立金…2億円
◆手数料を活用した施策…2億円
・スマートシティ ・プロジェクト(※)の推進など…1億731万円
・ごみ集積所の設置や修繕経費を町内会などに補助…2,946万円
・集団回収の促進…1,645万円
・ごみ不法投棄対策…1,444万円
・家庭系ごみ処理手数料の収納業務委託など…1,379万円
・その他の施策…1,855万円
 ごみ減量の情報発信、資源化物の祝日収集、生ごみ処理の普及促進など

※スマートシティ ・プロジェクト…ITの利用による市全体のエネルギー使用効率の最適化をはじめとするさまざまな事業を通じて、地元経済の活性化や二酸化炭素の削減など、市が抱える課題を解消し、環境と経済の好循環を生み出す取り組み。

●平成25年度予算の概要はこちらのページでもご覧いただけます。


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