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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2013年6月21日号
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エガオいただき! |
取材先で見つけた素敵な笑顔を紹介します |
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地域の絆を強める、“新屋の山王さん” |
“エイサ! エイサ!”と、新屋の町内に響き渡る、神輿の担ぎ手たちの威勢のいいかけ声。五月晴れの空の下、日吉神社山王祭・本祭が行われ、今年もたくさんの人でにぎわいました。
日吉神社が、現在の場所に鎮座したのは平安時代の1141年といわれ、地元の総鎮守(守り神)として、いつのころからか「新屋の山王さん」と、親しみを込めて呼ばれています。 秋田市の無形民俗文化財に指定されているこの山王祭は、五穀豊穣と地域の安泰を祈願する、“新屋衆”にとっては欠かせない一大イベント。そのクライマックスともいえる本祭は、毎年5月26日に開催されています。 祭りを盛り上げるのは、子ども神輿と女神輿、そして約20人の男衆が担ぐ本神輿。今年は、日吉神社を出発し、表町から元町、そして統前町(※)である大川町で神事を行った後、新屋駅方面を経由して神社へ戻ります。この日は晴天に恵まれ、気温もぐんぐん上昇。流れ出る額の汗をぬぐいながら、担ぎ手みんなが心を一つにして約5 の道のりを4時間かけて練り歩きました。 地域の絆を強くする大切な伝統行事の山王祭は、熱い心意気の“新屋衆”によって、これからも次の世代へと受け継がれていきます。 ※祭りの中心となる町内。毎年の輪番制。 |
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