※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2013年9月6日号

上下水道局だより

上下水道の広場


〜快適な暮らしを支える下水道〜9月10日は下水道の日



水は循環しています

下水道の役割

●美しい自然のために
 …汚水をきれいにしてから川などへ流すので、川や海がきれいになります。
●快適な生活のために
 …水洗トイレが使えるなど、清潔で快適な生活環境になります。
●清潔で住みよいまちのために
 …川や道路の側溝がきれいになり、嫌な臭いもなくなります。
●安全なまちのために
 …大雨が降ってもすばやく雨水を川まで流し、浸水を防ぎます。

下水道を快適に使用するために

★台所では
(1)野菜くずや残飯を流さない
 …野菜くずや残飯を流すと排水管が詰まる原因になります。三角コーナーを置くなどして、流さないようにしましょう。
(2)油を流さない
 …天ぷら油などの油類も排水管が詰まる原因です。油は使い切ることを心がけ、使用済みの油は「拭き取る」か「吸い取る」ことで適正に処理しましょう。
(3)熱湯に注意!
 …熱湯をそのまま流すと排水管が故障する原因になります。十分冷ましてから流しましょう。

★トイレでは
水洗トイレには溶ける紙を使う…水に溶けにくいティッシュペーパーや紙おむつなどは、排水管が詰まる原因になりますので流さないでください。

★お風呂や洗面所では
固形物を流さない…髪の毛や石けんなどの固形物は、排水管が詰まる原因になります。排水口にたまった髪の毛などは小まめに取り除きましょう。

市設置型浄化槽で水洗化をお考えのかたはご相談ください

下水道建設課tel(864)1455
公共下水道や農業集落排水の処理区域になっていない地区にある一戸建て、共同住宅が対象です。市が浄化槽を設置し、維持管理も行います。詳しくは、下水道建設課へご相談ください。
なお、1年間に設置できる基数には限りがあります。お申し込みが多数の場合は、設置時期が来年度以降にずれ込む場合もありますのでご了承ください。

●施工イメージ図

災害に備えましょう

突然の地震は、水道・電気・ガスなどのライフラインに大きな被害を与えます。
現在、上下水道局では水道施設の耐震化を計画的に進めていますが、大規模な地震発生直後は、一時的に断水する可能性があります。各ご家庭でも、日頃から地震に対する備えを心がけましょう。

飲料水の確保

生命を維持するために必要な水の量は、1人1日3リットルといわれています。地震により断水になった場合、応急給水態勢が整うまでは、各家庭で水を確保しなければなりません。食料と同じように、飲料水も最低3日分は確保しておきましょう。

水のくみ置き方法

清潔でフタのできる容器に、空気が残らないよう口元いっぱいまで水道水を入れます。しっかりフタを閉め、直射日光の当たらない場所で保管してください。
保管しておいた水道水は、消毒作用のある塩素が徐々に無くなりますので、3日に1回は入れ替えてください。フタを開けた場合は、その都度新しい水道水に入れ替えてください。古くなった水道水は、洗濯や掃除などにお使いください。

お風呂の水も有効に

お風呂の残り湯は、災害時にさまざまな用途に利用できますので、すぐに流さずに貯めておきましょう。消火用水、断水時のトイレの流し水としても利用できます。
*残り湯を貯めておく際は、フタをするなどの事故防止も忘れずに。

一番近い給水拠点の確認を

地震により断水した場合は、避難施設へ給水バッグなどで応急給水を行います。避難施設は、小・中学校、高校などですが、自宅から一番近い施設は、市民便利帳や秋田市ホームページ内の防災コーナーでご確認ください。
秋田市防災コーナー
http://www.city.akita.akita.jp/city/gn/ds

応急給水容器の準備

飲料水を確保するための清潔なポリ容器などを準備しておくと、応急給水を受けるときに便利です。ポリ容器は、水が入ると意外に重く感じるものです。持ち運ぶことを考えて、形や大きさなどを選びましょう。

地震のときはじゃ口も閉める

地震発生時は慌てがちになりますが、避難をするときは火の始末と同時に、じゃ口も閉じているか確認してください。じゃ口が開いたままになっていると、断水から水道が復旧したときに家の中が水浸しになってしまいます。

停電により水が使えないことも

貯水槽方式のマンションやビルなどでは、停電の影響で水を送るポンプが停止します。このような場合でも、ポンプの手前にあるじゃ口(応急給水栓)から給水することができます。建物の管理人などへお問い合わせください。

「上下水道の広場」では、みなさまからのご意見、ご感想、ご質問をお待ちしています。

〒010-0945
秋田市川尻みよし町14-8
上下水道局総務課経営企画係
tel(823)8434FAX(824)7414
Eメールro-wtmn@city.akita.akita.jp

*お問い合わせの際は、番号をお確かめのうえ、お掛け間違いのないようお願いいたします。

上下水道局ホームページでは、水道と下水道に関するさまざまな情報をご覧いただけます。どうぞご活用ください。
http://www.city.akita.akita.jp/city/ws/


Copyright (C) 2013秋田県秋田市(Akita City , Akita , Japan)
All Rights Reserved.
webmaster@city.akita.akita.jp