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※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。 |
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2013年10月4日号
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市長コラム |
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56年ぶりと7年後 |
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市長●穂積 志(もとむ)
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9月8日早朝、うれしいニュースが飛び込んできました。“2020年(平成32年)オリンピック・パラリンピックの開催が東京に決定!”。この知らせにみなさんそれぞれが、夢、希望、感動、平和の祭典などのイメージや、中には東日本大震災からの復興や経済の活性化を思い描いたかたもいるのではないでしょうか。同時に私は、「56年ぶりと7年後」ということについて思いを巡らせてみました。
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そして、マラソンの円谷幸吉選手が国立競技場に入ってきたときの歓声と、その後、ゴール目前で外国の選手に抜かれて銅メダルだったことなどが、当時小学1年生だった私もおぼろげながら覚えている場面です。子ども心にどこか晴れがましく、世の中全体が浮き立っていたような印象が残っています。まさしく、戦後日本の復興と高度経済成長の象徴的な出来事だったと思います。
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また、東京五輪が決まって、みなさんはこの7年間をどう生き、7年後に自分はどうしているかを想像しませんでしたか。観客としてテレビの前で声援を送ることはもちろん、競技者として五輪をめざす若者や、ボランティアとして参加を考えているかたもいるでしょう。また、多くのかたは五輪とは別に、今の仕事や学業のこと、健康や家族、地域などについて、それぞれの7年後を思い描いたのではないかと思います。
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